魔法使いは憂鬱

川崎ヒロト

第1話、魔法使いは憂鬱

、魔法使いは憂鬱



ついてない拓実


「異世界転移魔法」


白い霧の広がる、何も見えない空間、、、

辺りから聞こえる静電気の弾けるような、

パチパチと音が、、、霧がぐるぐると渦巻く

トンネルの中心を抜けると、眩しいくらいの

明かりが、、、、


「これが、、、魔法の世界、、、なのか」


ここは現代、、、魔法など無い世界の話、

「俺の名前は川崎拓実、、しがないサラリーマンをやっている、、、あまり向上心がないのか何をしても上手くいかない」

「この間ミスをして、会社をクビになった、しかし俺のせいじゃない、、上司の中原のやつが邪魔をしたせいだ」

「それから何をしてもついてない、、何か呪われているのか彼女の美幸にはふられるし、両親は離婚するし、、お金はないし、、」


「それで死のうかと思った時に不思議な事が起きた、、魔法使いと名乗る小さいおじさんが、現れると俺に魔法秘伝書と魔力の指輪を渡して、、どこかに囚われている自分探してくれと、頼まれた」


「それと引き換えにお前の最悪の運命を変えてやると言われた」


「魔法秘伝書には、色んな魔法が書かれていたが、、全部自分のためには使えないと書いてある、、お金がない俺にはこんな魔法意味がない、、、色々考えて魔術師になって魔法ならぬ、マジックを見せてお金を稼ごうと思った」


それから数日拓実は路上でマジックを見せた

拓実のマジックは仕掛けがわからないと評判になった、、


すると早速、テレビ局から、声がかかった

今度、、テレビ局の番組でマジックを見せてくれと、言われた、ただ1人だと地味だから、、助手を付けてと言われた、、、


「えっ、助手、、まずいな、、あれはマジックじゃないし、ばれないか」


少し考えた末に、、、


拓実は二人の助手を採用した、、高津一人と麻生多摩美の二人、、、今風の若者だ

少し天然か、、素直な感じだ


それから色々な番組でマジックを見せた

けっこう好評で仕事は舞い込んだ


「そう言えば、、俺、、何か忘れていない」

すると拓実の耳元に声が


「拓実、、、ワシの事忘れていないだろうな、、、お前運が悪かっただろう、、あれはワシが捕まったこととも関係しているぞ、、ワシに掛けられた呪いが、、魔力波動の少し似たお前に影響したのじゃ、、思い当たる節があるだろう」


「大有りだよ、、あんなに優しい美幸が俺と別れるはずがないし、、仲良しの両親が離婚するわけがない、、、」


「だから早くワシを探して解放してくれ、、そしたらおかしな状態も元に戻るぞ、、、時間が無いぞ、、ワシの魔力が無くなるとお前と話しも出来なくなるぞ」


「最近、全然、連絡しないのは、そっち方じゃない」

「えっ、、聞こえないぞ、、、Wi-Fiが悪いのか、、」


「どこでそんな情報仕入れるの、、」

「そんな事はいい、早く探してくれ」


「手がかりは、、何かないのか、、」


「ワシがわかるわけないじゃろ、、結界の中にいるから、、この、部屋みたいな場所しか見えない、外は、全然見えないぞ、、、、何かテレビとか言う箱は見えるが」


「わかったよ、、色々と探して見るよ」

「ところで拓実、、そのテレビとか言う箱にお前が映っていたぞ、、魔法を使って何をしているのか、、」


「生活するのにお金がいるの、、おじさん探すのに情報もらえる方がいいだろう」

「ところで、、この魔法の本、半分以上見えないんだけど、、」


「当たり前じゃ、、お前の魔力のレベルじゃ見えるわけないじゃろ、、、ワシでも、全部は見えないのに、、」


「同じ魔法しか使えないぞ、、まあ、マジックするにはそのぐらいでいいけど」




マジシャン生活



それからもマジックの仕事は舞い込んだ

助手のカズトと多摩美もずいぶん慣れたみたいだ、、


「ねえ、拓実、、私達、、今のままでいいの、、けっこう失敗しているけど」

「それで、、お給料いただいて、、」

「ああ、、、いい、今のままで、、それより多摩美は美人なんだから、、もっと可愛い格好したら、、」


「拓実、、お前、センスないな、、今はこの格好が流行りなんだよ」

「えっ、、そうなの、、」


「カズト、、今日は生放送だから、、順番間違えるなよ」

「大丈夫ですよ、、、それより師匠、今日のゲスト有名なコスプレイヤーなんですよ、、楽しみだな、、、」

「、、、」


生放送は、少しカズトの間違いがあったが見た目には成功に終わった


「ずいぶん生活は潤ったな、、少しお金も余裕が出来た」


夜、、拓実が寝ようとした時またあの小さいおじさんが、話しかけた


「おい、、拓実、、ワシの情報少しわかったか、、、」

「わかるわけない、、、」


「ワシを、結界に閉じ込めている奴は、、ずいぶん若い男だ、、、ワシを、魔法の世界から飛ばした奴が操っているのかもな、、」

「どんな男なんだ、、、」

「ええと、、目が2つ、、鼻と口が、1つあるぞ、、」


「人間なら、、そうだろうね、、、」


「ワシらの世界には、、変わった者がたくさんいるからな、魔物とか怪物など」

「ここは、、綺麗な女性は、、テレビとか言う箱でしか見えないぞ、、話す事も出来ないぞ、、、ワシの楽しみなのに」


「ところで、お前と、映っている綺麗な女性は誰だ」

「えっ、、多摩美の事かな、、、」

「多摩美さんか、、綺麗な女性だな、、拓実、、あの女性も、、面白い魔力波動を感じるぞ、、後、、もう1人、男がいるだろう」


「ああ、、カズトだろう、、」

「カズト、奴も、、いいな、、面白い魔力波動を持っているぞ、、、お前が見つけたのか、、」


「そんな事、わかるわけないよ、、」

「じゃ、、ワシの情報探してくれよ」

「、、、」




スポンサーのパーティー



それからもマジックの仕事は順調だった

番組のスポンサーさんが自社のパーティーでマジックを見せてくれと、言われた


俺は大袈裟な位の魔法を、見せた、、


スポンサーさんは感激して、、、、、俺達のマジックショーまで開催してやると言われた


「、、、俺はマジシャンになりたいわけじゃないのに、、、複雑だ、、」


カズトと多摩美はもう有名人のつもりで、、

「ねえ、、最近サイン、求められるのよ」

「俺も、、少し、有名人に、、なった気分だよ、、」


「俺は、、いつ、マジックじゃないと、バレるか、、と思っているのに、、、」

「どうしたの、、、考え事して、、」

「えっ何でもない、、」


「拓実さん、、私達に、何か隠し事していないよね、、、」

「何の事かな、、、多摩美、、」

「そう言えば、、師匠のマジックってまったく仕掛けがわからない、、、、まるで

魔法みたいだ」


「バカだな、、それがプロのマジシャンだからだよ、、、」

「やっぱり、、そうなんだ、、」

「、、、えっ、、それだけで納得するの」


「ああ、、何か今日も疲れた、、俺は何をやっているんだろう、、美幸は、今頃何をしているのかな、、、本当に、、あの小さいおじさんを解放したら、、全て元に戻るのだろうか、、、俺は、人前で何かするのは得意じゃない、、何か憂鬱になるな、、」


「もう、、寝よう、、、」

「お~い、、、拓実、、聞こえるか、」

「、、、、いません、、、、」


「拓実、拓実、拓実、、、いるか」

「、、、わかりましたよ、、、どうしましたか、、、」

「お前は、情報何かあるか、、」

「あるわけないよ、、、仕事で忙しくて、男だけじゃ、どうやって探すの、、、」


「お前がやっている、、魔法を使ってやるやつ、、、何だっけ、」

「マジック、、だろう、、」

「それだ、、、ワシを、閉じ込めている奴も同じ事をしているぞ、、、お前が出ているあの箱、、テレビとか言っていた、、お前を見て、同じ魔法を、使って何だっけ、、そうだマジックだ、、それを真似しているぞ」


「何のために、、、」

「お前を誘き出す為じゃないのか」

「えっ、、」

「そう言えば、、何で魔法の世界から飛ばされたの」


「拓実、、お前に預けたあの、魔法秘伝書あれが、欲しいのさ、、あれはワシの国、、

ウィザード王国に伝わる国宝なのだから、」


「魔法の世界は色んな魔法があるが、あの魔法秘伝書は一般的な魔法も載っているが、、ウィザード王国に伝わる賢者の魔法も載っている、だからそれが知りたいのだろう」


「ワシの魔力が弱くなるお前達の世界に飛ばして魔法秘伝書を奪おうとしたんだろう」


「ワシもそう言うことだろうと思ったからワシと少し魔力波動が似た拓実、、お前に預けたのじゃ、、奴らもお前の事は知らない、、時間かせぎじゃ、、だから、、、早くワシを、見つけてくれ」




最後のマジックショー



しばらくしてスポンサーさんが俺達のマジックショーを開催してくれた


「えっ、、こんな大きな会場、、、お客さんが来るの」


「拓実、、凄い会場ね、、少し緊張するね」

「俺も、、、」

「、、、気が重い、、少し評価しすぎだよ」

「拓実さん、、いや師匠、、さっき客席見たら、満席だったよ、、俺達、、けっこう有名人だね、、、」


こうしてマジックショーは始まった

壁抜けのマジックや瞬間移動のマジックなど色んなマジック(魔法)を見せた


最後に明かりを落として聖霊のマジックをやった、、

「もうこれはマジックじゃない魔法だ、、、、」


「えっ、、凄い、、何、、綺麗、、魔法みたい、、、」

お客さんは驚き、歓声を上げた、、


こうしてマジックショーは大成功で幕をとじた、、、


拓実は思った

「これでしばらく、、マジックはやめよう

絶対、、いつかバレる、、魔法って事が」


その日の夜また例の様に小さいおじさんが、話しかけた


「おい、、、拓実、、ワシを、閉じ込めている奴の、魔力が少しずつ上がっているぞ」


「まさかと思うが、、ワシを、この世界に飛ばした奴もこの世界に来るわけじゃないよな、、お前も知ってると思うが、、魔法を、使うには魔力がいる」


「お前達の世界には、、魔力を持たない者が多い、、だから、魔法が使えない、、それに魔力を補う物もない、、魔法の世界には魔力を宿った貴重な魔石がたくさんあるぞ」


「ワシがお前に預けた、、指輪、、あれは聖神石という魔力を宿した石で出来てる」


「あの指輪が、あるからお前は魔法が使えるんだ、、まあ、お前はこの世界でも魔力を持った数少ない人間だから、、、」


「だから、、、囚われてる、場所とか、その結界を解除する方法とかわからないの」


「ワシを、閉じ込めている奴を倒すか、操られている魔法を解いたら結界は消えるぞ」

「だから、その男が誰だか、わからないのに倒すなんて、、ましてや解除する魔法なんてわかるわけないよ」


「ん~、拓実、Y市って、なんだ、、」


「えっ、、そいつが住んでいる場所か、、、俺が住んでるK市のとなりだ、、こんなに近くにいたんだ、でもY市は、広いからな、、それだけじゃ、見当がつかない」





マジシャンY、、、



次の日テレビ局のプロデューサーの宮前さんから連絡が入った


「やあ、、拓実さん、久しぶり、、まだマジックの仕事は再開しないのか」


「ああ、ご迷惑おかけします、、ちょっとスランプでして、、、」


「まあ、違う話なんだが、、いまY市で活躍しているマジシャンが、どうも、拓実さんと同じマジックばかりやっている、そうだ

知ってる、、それとも弟子なのか、」


「えっ、、そうなんですか」

「場所は知らないけど、、行ってみたら」

「ありがとうございます、、、」


拓実は、、

「そう言えば、小さいおじさんが言っていたな、、自分を結界に閉じ込めている奴が、俺と同じ魔法を、使ってマジックをやっている、と、、、それにY市、、」


「すると、そいつが小さいおじさんを結界に閉じ込めている奴だ、、」


拓実は暇そうなカズトに調べてもらった


次の日カズトから連絡が入った


「師匠、、、わかりましたよ、、、奴の名前は横浜で、、Y市○○区の小さな会場でマジックをやっている、駆け出しのマジシャンらしいよ」


「カズト、、お前、探偵の方が向いているんじゃないか、、、」

「師匠、、俺がその会場に案内します、これから行きますか、」


「そうだな、、どんな奴か見ておくか」

「ところで、その男、何をしたの」

「いや、、たいした事じゃ、ない、、」


「じゃあ、お昼に○○で待ち合わせしましょう、、」


拓実が待ち合わせ場所に行くとそこには、、多摩美がいた、、、


「遅いぞ、、、拓実、、」

「何で、、お前がいるんだ、、」

「私を、、何で誘わないの、、どこに遊びに行くの、、映画、、遊園地、」


「カズト、、、お前、、しゃべったな、、」

「遊びじゃないぞ、、多摩美、、」

「何でもいいわ、、最近、仕事がないから暇だし、、」


「、、、、しらないぞ、、どうなっても」


「ここですよ、、師匠、、奴が、マジックをやっている、会場って、、」

「小さいな、、こんな所で、、」

「えっ、、マジックを見るの、、」


「いやなら、、帰ってもいいんだぞ、、」

「いやよ、、帰っても何もする事ないんだもん、、、」


拓実達は小さなマジック会場に入って行った


しばらく見ていると、、、

例の男のマジックが始まった


拓実は、一目見てピンときた、、、


「やっぱり、、俺のマジックと同じだ、、、あれはマジックじゃない、、魔法だ」

「どうするか、、直接、奴に真相を聞くか

でも、、カズトと多摩美が邪魔だな、、」


「まあ、これだけ人が多いと何も出来ないだろう、、、」


拓実は横浜の楽屋に招かれた、、、


カズトと多摩美も付いて来た、、、


「もう、、あれだけ言ったのに、、」

「ねえ、、何をするの、、知り合いなの、」

「もういい、、、奴も他の人がいたら、何も出来ないだろう、」


拓実達は横浜の楽屋に入って行った

そこには、、小さなおじさんが話した様な

若い男性がいた


「おや、、初めまして、、あなたほどの有名人が私にどんな用ですか」

「いや、、あなたのマジックがすばらしと思いまして、、、」


「まるで、、魔法みたいに、、仕掛けがわからないと、、、」

「それは、、お褒めの言葉ですか、、それとも、、、疑いですか」


ピリピリした雰囲気にカズトと多摩美は、黙って見ていた、、、





魔法使いの戦い



拓実は男の話し方でこいつがあの小さなおじさんを結界に閉じ込めていると確信した


「ところで、、あなた、、小さなおじさん知っていますよね」

「何の事だ、、、」

「わかっているでしょう」


カズトや多摩美は何を二人が話しているのかわからなかった


「ほほ、、、全てわかったと言う事ですか」

急に横浜の態度が変わった


「おい、、お前、、あの男から何か預かっているだろう、、お前がやっているマジックあれはマジックじゃない、、、魔法だ」


「あれは、、本来、、私の手元に来るべき物だ、、お前が持つべき物じゃない」

「返せ、、、、」


「何だ、、、急に人が変わったみたいだぞ」

「返せと、、言ってるだろう」

「あの~、、、今日は持って来ていません、、、」

「ほほ~、、そういう事か、、ならいい、、力ずくで奪う、、お前を倒して」


「誰にも邪魔させない、、、結界の魔法」

周りの景色が変わった、、、


「これは、、いったい、、どうなったんだ、さっきの場所じゃないよね、」


広い空間に拓実達はいた、、

「誰にも邪魔させない、、思い切り魔法で戦おうか、、、」

「あの、、、カズトと多摩美もいるんですけど、、、」

「お前達は、、同罪だ、、全員倒してやる」


「まずいぞ、、、マジックで使う魔法しか俺は使えない、、攻撃魔法なんて知らないぞ」

「カズトや多摩美もいるし、、、どうするの俺は、、、とりあえず、、防御魔法で、」


拓実は自分と、カズト、多摩美に魔法を、掛けた、、、

横浜が、、「電撃魔法」を放った

激しい電撃が拓実達に直撃した、、、


「キャー、、拓実、、何なの」

「師匠、、何が起きたの、、、、」


拓実達はその衝撃で吹き飛ばされたが、拓実の「防御魔法」のお陰で傷1つ付かない


「凄いな魔法って、、あんな攻撃受けて全然平気だ、、、でも俺は攻撃魔法なんて出来ないから、、いつまで持つか」


カズトと多摩美はこの様子を唖然と見ている


「やるじゃないか、、これならどうだ、、、魔導波の魔法、、、」

魔導波が放たれた、、、


拓実は「防御の壁」を魔法で出したが

簡単に破壊された、、、


「あいつの魔法がだんだん強くなっていくよ大丈夫なのか俺達、、、」

「なかなかやるじゃないか、、、もう遊びは終わりだ、、、本気でいかせてもらうよ」




召喚魔法、、、魔神



「おい、、、まずいぞ、、もう防御魔法も持つかわからない、、、何か攻撃魔法、、、」


横浜の周りが電気を帯びた様に光始めた

「これならどうだ、、、魔力をためて、、

無限雷撃魔法、、、」


「まずい、まずいぞ、、、どうする、、」


その時拓実の耳元に声が、、、

「おい、、、俺の言うとおりに呪文を念じろ、、、」

「えっ、、何、、何、、」

「早くしろ、、」


拓実は呪文を念じた、、、


次の瞬間拓実達の前で無数の爆発が起きた


「大丈夫なの、俺達、、、」


拓実達の前に大きな魔神が立っていた

魔神が「結界魔法」を唱えていた


「凄いな、、あの攻撃を防ぐなんて」

「おい、、、なんだ、、その魔法」

「魔神、、あいつをどうにかしてくれ」


次の瞬間、、魔神は横浜に「雷撃魔法」を

放った、、大きな雷撃は横浜に直撃した

横浜はその場に倒れた、、


「えっ、、あいつ、、死んでいないよね」

すると、カズトと多摩美が拓実の元に来た


「拓実、、、あなた魔法使いなの、、、、、あれマジックじゃないよね」

「スゲー、、師匠、、本当の魔法使いなんだ、、、」


「あー、、、バレた、、もうおしまいだ」


すると、白い霧の中から小さなおじさんが現れた、、、


「やあ、、拓実、、よくやったな、、、」

「何、、この小さなおじさん、、、」

「えっ、、、これも魔法なの、、」


「大騒ぎになると困るから、、ワシが結界をまた、掛けたぞ」

「ありがとう、、拓実、やっと自由になれたぞ、、、」

「良かったですね、、、」


「ところで、横浜の奴、死んでいませんよね、、、」

「ああ、、気絶してるだけじゃ、、奴も操った者が防御魔法を、掛けていたみたいだ」


「お前、なかなかやるな、、魔法使いの素質があるぞ、、まあワシと似てる魔力波動を、持っているだけのことはあるな、、、」

「どうだ、、、これからも魔法使いをやるか、、、」


「いや、、、もういいです、、俺達の世界は魔法はいらない、、、」


「そうか、、、もったいないな、、それだけの才能、、、凄い魔法使いになると思うけどな、、、」

「いや、、、普通で平凡がいい、、」


「そうか、、、拓実、、お前が気にしていたあの件、、全て元通りになるからな、、、」

「後、、悪いが、お前とお前に関わった者達の記憶を消さしてもらうぞ、、、それに指輪と魔法秘伝書はもう返してもらったからな」


「拓実、、私達の記憶も、、、」

「師匠、、師匠、、俺、忘れません」

「カズト、多摩美、ありがとう、、、楽しかったよ、、お前達に出会えて、、」


カズトと多摩美は泣いていた、、、


「拓実、、いいか、、封印の魔法」


辺りから白い霧の様なものが広がると眩しい光が全体をおおった、、、

「拓実、、、ありがとう、、」




静かな日常



拓実は新しい会社に就職をした、、、


田舎の両親からメールがきて

「また元に戻りました、、なんで離婚したのかわかりません」と、、、


また、、、美幸からも電話が、、


「ごめんなさい、、どうして拓実さんと、、別れたの、、私、、、お願いします、、、

もう一度つきあってもらえますか」


前の優しい美幸だ、、、


「ん~、、わからない、、、なんでいい方向に変わったの、、、」

「ええ、、、考えてもわからない、、」

「何か、、忘れている、、、思い出せない」


「それにしても、ゆっくり出来るのは嬉しいけれど、、、、なんか退屈だ、、」


「何か、、面白い事が起きないかな、、」


数日後、、、、拓実の部屋に小さな影が

、、、えっ、、何、、、


END

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