昼の空

昼の空にも色々ある。

晴れの日。頭上に広がる青空は希望に満ち溢れている。生命を育み、歴史を見守ってきた太陽は今日も変わらずそこにあり世界を照らす。

曇りの日。どんよりとした空模様。それでも人は生きている。その陰は人の憂鬱を映したのだろうか。曇りの空に風が吹くそんな景色を想像すると世界の新たな1面がみえる。

雨の空。暗い雲から雨が降る。外から雨の音が聞こえる。その音に耳を傾けると世界に私だけ取り残されたような気分になる。時が止まったように。透明な水が流れ、生命に力を与えてくれる。静寂の中に雨音だけが響いている。美しい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る