学校一の美少女とお互い好きでもないのに付き合うことになった
@729534
第1話
新学年にも慣れてきた5月、高校2年生である俺、長野守はいつものように学校で4時間目の英語の授業を受けている。
そして真面目に授業を受けている雰囲気を出しながら、ぼーっとしていると、教師である高橋に当てられる。この教師は無駄に難しい問題を出して間違えさせ、それで生徒を叱ることで愉悦を感じていることで有名だ。まあ話を聞いていなかったので問題が簡単だったところで意味はないが。
「長野,この問題に答えなさい」
なにもわからなかったし取り繕うのも面倒なので正直に答える。
「わかりません」
「こんな問題も分からないとは。君の勉強はどうなっているんだ。大体君は、、、」
また始まったか。適当に怒られておこう。そう思い、適当にごめんなさい、次は気をつけますとかいう言葉を連呼してこの場を切り抜けた。
そんなこんなで授業がおわり、友人である松本に話しかけられる。
「運が悪かったな、長野。あいつに当てられるなんて可哀想に」
「まあそういう時もあるってことで割り切るわ。問題が簡単でもどうせ解けなかったし」
「お前も少しは勉強しろよ。まあ今更言っても遅いか。ご飯でも食べに行こうや。」
「おっけ。じゃあ食堂に行くか」
そんな会話をして2人で食堂へ向かう。ここの食堂は可もなく不可もなくな味で俺もたまに利用している。
俺はカレーライスを、松本は麻婆豆腐を注文する。そしてブザーが鳴るのを待ちながら俺たちは昨日放送されたアニメについて語り合う。
「昨日の第5話どうだった?」
「まあ大体は面白かったけど、ヒロインが堕ちるとこの描写がちょっと適当だったかな」
「待ってまだ見てないのにネタバレされたんだが」
「お前が聞いてきたんだろw」
そして俺たちの話の内容はラノベの執筆についてに移る。
「お前が書いてるラノベどうなんだ?伸びてる?」
松本に問いかけられる。
「まじで伸びない。やっぱ初回で惹きつけるようなこと書かないとダメだな。あと異世界系の方が伸びる」
「最近結構きついよなーラブコメ。異世界系ばっかで」
そんな有意義?な会話をしていると、しばらくしてブザーがなり、注文した商品が届く。
そしていざ食べようとしていると食堂の奥で人だかりができていることに気づく。
「あれなんだ?」
「なんだろ。ちょっと行ってみるか」
松本とともに人だかりのできている場所へ向かう。すると人だかりの中心には俺と同じバレー部の小川先輩と同じクラスの美少女である市川紗枝がいた。
「俺と付き合ってくれ!」
どうやら先輩が市川に告白していたところらしい。それでこんなに人が集まっていたのか。
「ごめんなさい、申し訳ありません。期待には応えられないです」
どうやら断られたようだ。
「あのイケメンで運動神経もいい小川先輩が断られるなんてな。どうやら告白した男子は全員断られているらしい。まああんな可愛いくて成績も優秀ときたらまあみんな狙うわな」
「まあ俺には関係ないな。あんな女子と関わることも無さそうだし」
「そんな悲しいこと言うなよ。実際そうだけど。じゃあ関われたら関わりたいのか?」
「いや別にそんなに。正直言って好みじゃない。」
まず俺は優等生タイプは好きじゃない。あと髪が短い人はそんなに好きじゃない。まあそんなことを上から目線で言える身分でもないが。
「逆にお前はどうなんだ?」
「まあ俺はお近づきになりたいさ」
「じゃあまあせいぜい頑張れよ」
「そんな冷たくなくてもいいじゃないか」
そして松本が食べ終えたタイミングで席を立つ。そして教室に帰ろうと思っていると後ろから声をかけられる。
「あのちょっと、、、来てくれませんか?」
まさかの市川だった。唖然としている松本の側で俺は何をされるのか、何を話されるのか分からず戸惑ってしまう。そして俺は古い空き教室へと連れて行かれる。
「急に何?」
「あのさ、私と付き合ってくれない?」
「は?」
ありがとうございます。反異世界系の作者です。マジでランキングの上位を異世界系が独占してるのが許せません。ラブコメを一位に!
また最後市川の口調が変わっているのはわざとなのでご安心ください。
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