‪”‬ 大好き ‪”‬ なんて言わせない!

@HETAKURA

第1話

(私は平凡なモブキャラJK!「愛野苺」(あいのいちこ)!今日も学校に行くの!私たちが通っている学校は、少し良いところなんだよね〜!「星夜空学園」

(ほしのよぞらがくえん)!1年A組だよー!

あっ、自己紹介が多すぎたっ💦これから本編に

写るよー!)




『ピピピッー!』

目覚ましが鳴り響く。6時30分。遅刻もしてない。何もない青春もない、普通の日だ。朝ご飯を食べて制服を着て、学校に向う。

「おはよー!あ、リンちゃんだー!おはよー!」

親友のリンちゃんだ。陰キャでも陽キャでも無い

私には、友達なんてリンちゃんと片手で数える

くらいしか居ない。

「おはよう苺〜、教室行こ〜!」

「うん!」


教室に入ると、陽キャの集団か何かが騒いでいる。

「キャー!蓮様カッコイイ〜!!」

「蓮様〜!♡」

あぁ…完全に苦手だ…。騒いでいる原因は

クラス1、いや、学校1イケメン‪”‬らしい‪”‬人だ…

その名も、「安藤蓮」(あんどうれん)。顔もいい

‪”‬らしい‪”‬し、スポーツも万能‪”‬らしい‪”‬。私の中での

アイツは、「らしい」が付くほど知らないし興味も

無い。私の少数の友達からは、「苺(ちゃん)は

可愛いから付き合えるよ〜!」「お似合いだよー!」

だとか。私も、恋愛感情が無い訳でもない。好きな人だって小学生でもいた。でも、普通に彼は今の

タイプの人では無いだけ。顔も…イケメンかは

分からないが、悪くは無いと思っている。でも…

私はあんなキラキラな陽キャさんは苦手だなぁ…

ぇ…なんか近づいてきたァァ…


「おーはよ。どーしたの?そんな浮かないような顔して。」

か、顔が近い…好きでも無いのに、なんだか

ドキドキしちゃう…

「ぁ、ぁ…大丈夫…です、」

あーなんでだろう!やっぱり陽キャみたいな人は

苦手だしなんだか怖い…!

「…そっか!んじゃ!」

…いやそれだけぇ!?顔近づけてそれだけ…。

いいのか悪いのか分からない…。

「い、苺ちゃん…あ、あはは…よかったねぇ…」

うわぁぁぁ…気まずい……

『キーンコーンカーンコーン』

〜!チャイムが鳴った、!よかった。人生で1番

チャイムに感謝した。


「〜〜であるからして…」

先程のことがあって全然授業に集中できない。

それに、なんだか視線が感じる…?後ろをチラッと見たら、安藤蓮がこちらを見つめてきている!?

「〜〜!//」

なんだか恥ずかしい…。一瞬目も合った。次の

休み時間どう過ごせば…


『キーンコーンカーンコーン』

ぁぁ!今回は人生で1番チャイムを恨んだ…。


「苺〜!」

友達たちの声がする。

「あ、あはは…」

いつもより会話が不自然で、楽しくない。みんなも

私に不満があるんだろうな。


───────────────────────


(結構飛ばして下校時間です。サボってすんません)


「はぁ…」

今日は散々だ。チャイムに感謝したり恨んだり…

もしかして、恋の展開…!?んなわけ…あんなの

漫画の世界しか無いし。

「あ〜い〜の!」

ビクゥッ!

…ぇ、?誰?恐る恐る振り返ると、安藤蓮がいる。

「どーしたの?今日1日浮かない顔して。」

「ぁ…」

今は2人きり。やっぱり…

「なに?緊張しちゃってる?笑」

ッ〜///!?不意打ち!?ここ漫画の世界ですか!?

「いや…何でもない、です…」

「ふーん、そっかぁ笑んじゃー!」

はぁー!何あれ…//好き…なわけ。自分に怒ってしまう、。


(家にて)

今日はベッドに思いっきり飛び込んだ。今日あったことを忘れたい、忘れるために。

「あーもう、!」

私、安藤蓮のこと、好きなのかな…///

(次に続く。((1週間後くらいになる可能性大)))

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