第7話 右廊下の奥へ
エントランスホールまで戻ってきたあなたは、右手の廊下へ進んでみました。二階へ行く階段がどこかにあるはずです。
廊下はやがて直角に折れ、その奥にいくつかの扉がありました。手前から一つずつ、のぞいていきます。
質素な部屋は使用人の寝室のようです。ですが、埃をかぶっていて、ここしばらく誰も使っていないとわかりました。ベッドのよこに小さなナイトテーブルがあり、ひきだしのなかに、どこかの鍵とマッチ箱を見つけました。
※小さな鍵とマッチを手に入れました。
さっそく燭台のロウソクに火をつけました。ベッドの枕元には手帳があります。パラパラとめくってみると、以前、ここで働いていたベビーシッターの日記でした。あとでゆっくり読もうと、これもポケットに入れます。
次の部屋はせまい浴室でした。埃をかぶっているばかりでなく、浴槽は変にサビくさく、赤黒い水が底のほうにたまっています。
薄気味悪くなり、あなたは急いで外へ出ました。そのとき、手洗い場の鏡に一瞬、人影が写りました。鏡が汚れているので、ハッキリとは見えませんでしたが、口をあけた女のようでした。わりと年配で黒い服を着ていました。
ふりかえっても、もちろん、誰か立っているわけではありません。
あなたは何を見たのでしょうか? 怖さのあまり幻覚を?
ゾッとしましたが、もしかしたら、この家の住人かもしれません。物音を聞きつけて来たものの、見知らぬあなたを見て逃げだしたのだとも考えられます。
(むしろ、怖がらせてしまったのは、こっちかもしれないな)
あなたは勇気をふるいおこして、さらに奥へ進みました。
大きな大理石張りの浴室がありました。こちらはいつでも入れるような清潔さです。が、やはり無人でした。床はかわいていて、少なくとも数日は使われていない感じです。
その大浴場のとなりに階段がありました。
選択肢は二つあります。
1、階段をあがってみる。
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2、エントランスホールへ戻り、左廊下を進む
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