ジャージを着た悪魔

２０××年、人類は未知の生命体である「獣魔」（じゅうま）の脅威におびえていた。

国際的な影響力を持つ来栖（くるす）財閥は「クルス機関」を組織、その対策に当たっていた。

いっぽう来栖学園で平凡な生活を送っている国丸キジョウ（くにまる　きじょう）は、夜の公園で獣魔に襲われたところを生徒会長・来栖レイ（くるす　れい）に助けられる。

レイは来栖財閥の現総帥のひとり娘であり、生徒会執行部・通称「来栖ハーレム」を統率していた。

福祉目的で開発された身体能力強化デバイス「バトルジャージ」に着装し、キジョウと「彼女たち」は人類の窮地に立ち向かう。

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