君を偲んで

文芸で一福

切に願って



「私の命など刹那の内に果てるでしょう。

ならばせめて、私は前途ある君と微笑み

乍ら、朗らかに生涯を彩りたい」



 君との出会いは、まるで夜半の嵐だった。



 私にとって君の存在は、至極美しく時を

飾った、咲き誇る一輪の花でした。



 そんな君と送った瞬間は、時を歪めて曖昧になり、今や名残すらも掠れそうです。



それでも決して忘れる事ができないのが…




君への感謝の気持ちです。




そんな私の切なる想いも、ついに届けられ

なかった…



まさかこんな結末を迎えるなんて…



・・・淡い光が滲み立った

        あの日に還りたい・・・

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