セツナさんのおだい企画の小説用

@SakumaMai

ちょっとした奇跡のメリークリスマス

今日はとても楽しみにしてました。

なぜなら、付き合って3ヶ月に初めてのクリスマスデートなのです。

そして初めての恋人なのでこの日を楽しみしていました。

昔の私は一人で生きていくと思ってフリルとレースと可愛いをいっぱいつめた服を鋼鉄の鎧にして生きていき理解してもらえなくていいと思ってました。

しかし、心を開いた唯一無二の友人に告白されたのです。

最初は悩みましたが私にとってかけがえのない人だと気付き、3日後に恋人になる返事をさせて頂きました。

クリスマスキャロルが流れるなか、観光用に建てられた風車小屋のところで待ち合わせしています。

冷たい風が吹き付けるなか、スカートを膨らませているパニエがめくれないようにおさえます。

今回のために緑色のチェック柄のジャンパースカートに無地の赤いショートコートと赤いブーツとクリスマスコーデしてきました。

私が楽しみにしてきたのはこれで分かるでしょう。

恋人のクリスマスプレゼントが小さなカバンの中には入ってます。

気に入ってくれるでしょうか?

イルミネーションに着飾ってる風車小屋を見つめながらそんなことを考えてしまいます。

「おまたせー」

と後ろから恋人の声がして振り替えると恋人は目を見開き愛らしい笑顔でわらっています。

私も驚いて笑ってました。

それはそうです。

恋人は私の色違いの赤のチェックのジャンパースカートに緑の無地のコートと緑の靴でした。

どうやら以心伝心したのか双子コーデというのをしてしまったようです。

クリスマスプレゼントを早速交換しましたが、また笑ってしまいました。

クリスマスプレゼントは乾燥する時期の手を気にして霜焼けにならないようにハンドクリームを送ってました。

私はラベンダーの香りを恋人は桃の香りを送ってました。

初めてのクリスマスデートは奇跡と笑いがあふれる素敵なものになりました。

皆様。メリークリスマス!

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