正暦20000000000年第13日 日記帳を見つけてしまった
正暦二百億年ピッタリでキリがいいので、ガルーサ・ネットに預けてる荷物を久々に整理してたら、こんなものを見つけてしまったのだ。
昨日店で日記帳を売ってるのを見かけて、俺のことだからどうせ大して長続きしないだろうと思って買わなかったんだが、百億年前に既に買ってたとは思わなかった。しかもたった一日で挫折してたとはなあ。
そういえば当時はガルーサ商店だったが、今は商会になってんだよなあ。殆どの世界に支店があるし。奴も出世したもんだ。
さて、折角なので一念発起して、これからはちゃんと日記を続けてみようと思う。
ただし、保存状態が良かったとはいえもう百億年経ってるので、続きは新しい日記帳に書く。明日から頑張ろう。
注)ガルーサが複数の組織を統合してガルーサ商会(ガルーサ・ネット)を設立したのは正暦107億年。この時に、人類の生存可能な全ての世界に支店を置いている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます