子供が小さい内は、いいとしても

なかむら恵美

第1話

「間取りがおもしろい平屋」(主婦と生活社刊)は、なかなかの本だ。

面白い。図書館で借りた。本、と言ってもムック(ガチャピンの相棒ではない)であるが。


30代~40代が中心の市井の人々。

35坪以下の敷地に「わたしは家を建てました。平屋ですけど、すごぶるカイテキ。

その秘訣をご披露しましょう」

と熱く語る、一般の方々である。


立体見取り図のイラストが分かりやすく、(ふぅーん)(へぇ~っ)(なるほどねぇ)。

感心させられる事、多々なんだけど、気になる未来予想図が。


子供が2,3歳ぐらいまではいいとして、中学・高校になったら大変だ。

家系的に背が高くなるのが早ければ、小滑降の高学年で大変か。

第一に背丈が、グイグイ伸びる。縦にだけならまだしも、子供によっては縦にも横にも成長する。

「狭いのよ」「せめーよな」

「何とかしろよ。家に入るのに、かがまなきゃいけないじゃねーか、俺」

「こんな狭い家、お友達すら呼べないわ」

文句ブーブーブー太郎&ブー子になりゃしないかしら?

まぁ、早く独立。出てッて行って貰えばいいだけだけど、時間が掛かろう。

その点まで踏まえ、このような家をお建てになられたのだろうか?


やはり、家=2階建ての一軒家?庭付き一戸建て?

マンションも悪くはないと思うけど、騒音トラブルが大変そうだわ。

悩めるわたしなのでありました。



〇二階建て それとも平屋か マンションか

                 子供の育つ 日々と帰る家(や) 

                      <短歌 なかむら>


    


   

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