個人の感情を受け取らない社会。

冷たい数字(正しさ)を掲げる社会の中で、
主人公は『殺人犯になる可能性98%』という数字をシステムに告げられる。

個人の感情を受け取らず、押し付けられた数字を鵜呑みにしてゆく社会の綻びを描く描写は、現代社会に生きる自分も他人事ではない危機感をと感じました。

そして──
残り2%に何を見出し、何が込められているのか。
読む人間の想像力を刺激する、素晴らしい思想作品です。

是非ともご一読ください。