緑ヶ丘ファミリーランドに関する情報

〇〇新聞 朝刊 18面（地域面）

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緑ヶ丘ファミリーランド、今月末で閉園

31年の歴史に幕　動物たちは各地へ　跡地利用は未定

経営難が続いていた緑ヶ丘ファミリーランド（〇〇市緑ヶ丘町、社長・渡辺某氏）が、今月30日をもって閉園することが14日、運営会社の緑ヶ丘観光開発株式会社から発表された。1952年（昭和27年）の開園以来、31年にわたり市民に親しまれてきた。

同社によると、入園者数はピークの1973年（昭和48年）に年間42万人を記録したが、近年は15万人前後で推移。施設の老朽化に伴う修繕費用の増大と、郊外型レジャー施設との競合により、経営の継続が困難と判断した。

同園には現在、アジアゾウ1頭、ライオン2頭、アムールトラ1頭のほか、ニホンザル、ツキノワグマ、各種鳥類など約120種、350点の動物が飼育されている。閉園後、動物たちは全国の動物園・施設に引き取られる予定で、現在調整中。

渡辺社長は「長年のご愛顧に感謝する。動物たちの行き先は責任を持って確保する」とコメント。跡地の利用については「未定」としている。

閉園を惜しむ声が市民から多く寄せられており、最終日の30日には記念イベントが開催される予定。

（写真）閉園が発表された緑ヶ丘ファミリーランドの正門＝14日午後、〇〇市緑ヶ丘町で　撮影・佐藤

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