遺伝子は同じでもそれだけでは同一個体にはならないですしねえ。それに人との関わりの中で人格は育ちますしますます別人になっていくでしょう。そして結局最も重要なのは、血縁でも出自でもなく関係性。あの人はわたしにどう関わってくれたか。自分はあの人に何をしてあげられたのか。その積み重ねがあればこそ、よく考えたらやべえ光源氏計画を立ててたおっさんが、パパの娘のままでいてほしい、と臆面もなく言え、娘もパパの娘でよかったなと思うよ、と屈託なく笑える。いいお話でした。
作者からの返信
アオノソラさん
「関係性」まさにそれが一番重要だと思います。だから、二人はこれまでの続きを選ぶことが出来た。
「やべえ計画」とその実行が積み重ねた十八年にどれだけ挑戦出来るか、と考え書いて、私の空想の中では「計画完了」をやってもみたのですが気持ち悪いし、主人公が人間だったらそれは選ばないだろうな、と思ってこの結末になりました。
「いいお話」、嬉しいです。
読んで頂き、ありがとうございます。
真花
質問なのですが、「スピッツ」というのは何でしょう?
採血の時に注射針を刺した後、血液を溜める透明な管のことですか?
作者からの返信
夷也荊さん
スピッツとは、採血管、すなわち、取った血液を保存する管のことです。
返信遅くなりすいませんでした。
レビューコメント読みました。
勧め度がぐいぐい来ました。
読んで頂き、ありがとうございます。
真花