一筋縄じゃいかない、このワンポイントの「ひねり」のある呪い。
それに気づいた時、「おお!」となるのがやはり面白かったです。
祐美のもとに届いた一通の手紙。そこでは出産祝となっているのだが、「祝」が「呪」になっている。
元から誤字の多い相手だったから、単純に間違いだろうとは考える。
でも、なんだか引っかかる。
祝うと呪う。文字が似ているので、漢字をよく読めない人だと「お祝い」とちゃんと書いてあるのに呪いだと思ってしまう。そういう話はちょくちょく耳にしますね。
そういうものだろうと思って静観しようと思っていた祐美だったが、実はまだ他にも「ある事実」が隠されていて……。
最後まで読んで戻ってみると、たしかに「それ」が含まれている。
たしかに呪詛とは、「本人には気づかれないように、本人の目につくところに忍ばせる」ということにより効力を発揮するものもあるという。
果たして、「あなた」はこれに気づくことができるか!?