妖精の星 auctorアウクトール
ミミ
第1話 夢
小さい頃、僕には大好きな絵本があった。いつも寝る前にじいちゃんがその絵本を読んでくれていた。
絵本のタイトルは『妖精の星』
僕は、夢を見ていた。
それはいつもと変わらない日常だった。暖かい朝日を浴びながら起きて、朝ごはんを準備していると玄関にお馴染みの牛乳とパンが届く。朝ごはんが出来たら、工房にいるじいちゃんを呼ぶ。それから一緒に朝ごはんを食べて、今度は一緒に工房に行って、じいちゃんから
じいちゃんは
その大変さ故に人形作家は年々減りつつあるのと、昔ある
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