続.あの頃の夢を

ラグランジュ

第1話 始まりの季節

いつもここからの目覚めだ。


んー、俺のピュアな気持ち!!


【りくと!!起きてー、ご飯】


そう簡単には起きん。


何故だと思う?


その前に小説あの頃の夢をを是非!!


こちらその小説の続編になります。


 もちろんこちらだけでも解るように書きますねー。たぶん…


 皆さんのご自由に読んでいただけたら嬉しいのですが、当時人物は重複します。


 そして、昨年はご愛読いただき本当にありがとうございました。本年もよろしくお願いします。


寒い日々が続きます。お身体ご自愛下さい。



おっと、話を戻します。


○○を戻そう!!って芸人さんいますね。


大好きな芸人さんです。


 こちらの内容もその芸人さんの決めゼリフに近いものがあります。たぶん…


【もう!!起きてるんでしょ?早くしてよ。布団干したいんだからね】


葉月ちゃん、俺には勿体ないほどの奥さん。


可愛い、優しい、手が温かい…


【オデコ冷たっ!!!えっ?何?氷?】


【貴方が起きないからでしょ。ご飯!】


 おでこに氷とは!?葉月、なんか起こし方変わってきた。


 跳ね上がるように起き上がると葉月は俺をそっと抱き止めてくれて、


【ゆっくりね、前も言ったけど。この前も倒れたでしょ】


これなんだよねー、これを求めているんだ。


思わず笑顔になる。でも何故氷?


葉月に触れてるこの瞬間、時よ、止まれ!


【ほんと甘えん坊だね、年上なのに】


【年関係無いって】


【…いいけどさ】


葉月…


こうやって過ごしている日々が宝物。


結婚式も新婚旅行も後回しで、


倒れた俺を支えてくれた。


葉月、俺で良かったのかな?


【どーしたの?こんな良い天気なのに湿った顔で…あれ、そのパジャマいつの?】


【ん?3日間?えーともっと着てたかも】


【何それ?はい!!脱ぐ!!すぐ!!】


【りくと、とりあえず離れて、着替えて】


 葉月を抱きしめて、いつもと同じ大好きな葉月の匂いを感じていた。


 俺はあの仕事をしていなければ、今の葉月と結婚するなんて無かったんだな。


【そう言えば、泉さんの話、どうするの?】


【うーん、正直迷ってる。葉月に負担かけたくないからな】


【慣れていることって大事だよ。無理して新しいことしてみる年齢でも無いと思うけど。私は大丈夫だって言ったよね?】


 泉さんは、俺の上司だった。俺が独立してみたものの、なかなか難しい。


ナビゲートテラー…


再びやってみるかな。


慣れているけど、あまり無理も出来ない。


※ブーブー※


【鳴ってるよ。携帯】


葉月に渡された携帯は噂をすればの泉さん。


※【りくと、本年もよろしくな。早速何だけどさ、この前の話、考えてくれたか?】※










 













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