いつかの「クロ現」~「埋もれた女性たちの声」所感~

なかむら恵美

第1話


いつかのと書いたが、今年(令和7年)の9月24日放送である。

「クローズアップ現代」(NHK総合)は、夏頃から見るようになった番組だ。

某日「ニュース7」の後に、何となく見ていたら、なかなかだと思った故だ。

「埋もれた女性たちの声」

<女性と社会進出>を旨としていたが、(どうなんだろう?)が、正直なところだ。


そういう運動をされている人がいるのは素晴らしい。

いづれはAIが担う分野となろうが(日本全国ジジババ化するので、気力も体力も、やる気がない)、50年は先となりそうだ。

「思い込み」仕切りに解説者が言っていた。

「一部、やっている人もいるかも知れないね」町内会長の見解は軽い。

(だから、一部になればいい)(努力が足りないんだよ)

無言の圧力を思ってしまった。


最後の方に出て来た人は、充実しているようである。

が、それには環境と心地よ良さ。「思い込み」以上に、様々な意味で「環境と

心地よさ」が必須である。

子供は、健康なのか?風邪の1つすら引く、心配がないのか?

旦那は、家事をいとわないのか?浮気をしないか?基本、マメか?

食洗器や、洗濯乾燥機つき洗濯機だって、必要だろう。

気が乗らない日は、ご飯はデリバリでも大丈夫か?

両親に健康不安はないのか?

極端を言えば、家事労働の専門者。ダスキン等の人が毎日、布団や風呂洗いをしてくれないといけないだろう。

当然、お支払い額が生じる。軽く5万円は掛かりそうだ。


子供とちゃんと向き合えないかも知れず、それが原因で子供がぐれてしまったら?

「仕事は適当にして、もっと自分に向き合って欲しかった」

なんて言われれば、たまったものではない。

この点は都会も地方もない。


環境も心地良さもないのに、できるだろうか?

余計に疲れるだけである。

「結婚しても、仕事を続ける。子供が出来ても、復職する」=当たり前とされている

現代の標準も、或いは「思い込み」なのかもしれない。


                                <了>

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