清潔イデオロギー、美容ポルノ

@takahirohorii12

美容ポルノ、清潔イデオロギー

私は他人にそこまで関心を寄せていないような生き方をしているのにも関わらず他人に対して要求する姿勢にまず驚いた。ここでこういう傾向の考え方を持つ人に対する理解の仕方を工夫する必要に迫られた。

https://www.youtube.com/watch?v=ohx2DaWP7yE

この動画が偶然出てきたので最後まで見た。この最後のほうにドブスという表現が出てくる。ドプスOD錠のことではない。

聞いたことのない表現だったので調べてみると

はなはだしい醜女

という意味だった。

動画の内容ではインターネットを使えば広告でいくらでも美しいとされるような、参考となるような見本やコンテンツ、方法論がでてくるのにそれをしないのはなんらかの問題があるという趣旨の発言があった。


前提となっているのはまず美容の広告を偶然目にすること、美容について興味を持つような精神的傾向があること、それを実行する時間的余裕、経済的余裕があること、が挙げられるだろう。

美容の広告を偶然目にすることだが、そういうふうに検索エンジンを使っていたり、広告ブロックを使っていないことが前提となる。

美容について興味を持つことの前提としてあるのは常に他人の存在を意識しているという、そういう心理的傾向の存在だろう。これがあまりない場合は美容に興味がなくても不自然ではない。例えば、作品の製作に集中していたり、数学のような息の長い思考を常にするようなものに熱中している場合があるだろう。

仮に時間的余裕や経済的余裕がない場合も上記のような状況が起こりうるかもしれない。

動画の発信者の口調から言うと冗談のような内容かもしれないが、美大に行って発言するようなことだろうか?とも思ったのでリマインドとして書いておこうと思ったのだ。

前提としてなぜお客様のように他人に対してあれこれ要求しなければならないのだろうかと疑問に思った。他人に対してあれこれ要求したところでそれが叶うことはあまりない。確かにフォロワーに対して基準を科し、フォロワーを何らかの形で利用するとしたら説明の手間が省けるので有効かもしれない。

病院ですらひどい場合は応召義務を拒否できるというのに、このように他人に対して合理的理由がないにもかかわらず努力を要求する姿勢は驚かざるを得なかった。マルサや検察ですら事前に理由を言うというのに。

おそらく当人が持つ常識やそれに影響を与えている事象が存在すると思ったのでこのようなタイトルとした。この人物が問題というより、現象が問題であり商業主義的な傾向があるのではないかと思ったのである。

美容整形の昨今の傾向、拝金主義的なものとリンクしていると思ったのでなにか書きたかった。


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