魔王城を裏切ったので赤子と一緒に抗って生きていきます
秋のスケッチ
第1話、なぜ俺は逃げているのか
俺は魔王軍の部下のアポロフェス、
までれん街番の暗黒マン様の部下をしている
「ねぇ、アポロ君、」
と暗黒マン様が聞いてきた
「なんでこざいましょうか?暗黒マン様」
と答えた
「実はさ、パザート様に命令が来てさ
面倒だから君が受けてきてよぉ」
と言われた
まあ、暇だからいいか
「わかりました」
と敬礼してその場を去った
「おい、お前、暗黒マンはどこだ?」
と威圧をかけるバザード様、
「すいません、暗黒マン様は、いま、少し忙しいと………今回は俺が代理で来ました。」
と俺はバザード様にいい
バザード様は少し呆れて
「ったく、あの寝坊助、とりあえず、今日はお前でいいや
それで、今日、あの寝坊助がやる任務がこれだ」
と紙を出した
それは人間を苦しめる七つの方法と人間とのそういうのはどうするか?
紙には
まず、人間の苦痛は小さきものや身内の不幸や
精神的に追い詰めれば
苦しめられると調べが着いている
なので
・今回は小さな子供がいる家族を対象に捕まえた
・他にも、家族と離れ離れになってもらう
・個性を奪うこと、他にも環境に弱いこと、
なので、環境は靴はボロ靴、朝から晩まで
人は肉大労働をさせる
「…んっ!?、あ、あの、バザード様、」
「ん?なんだ?アポロ、」
とバザード様は聞いてきた
「本当にこのことをやるんですか?」
と俺は聞いた
たしかに人間は傲慢で嫉妬深く、誰でも犠牲にさせるクソ野郎だ
でも、
「あぁ?なんか文句あるのか?」
「ですが、これではやり方が悪いかと………」
「黙って従え、これは魔王、べフェール様の命令だ」
とバザード様は
「ですが、人間を侮りすぎでは無いですか?
しかも、この文字には子供に恐怖を与えると書いてあります。
小さな人間の子供は関係ないはずです!!
なんで…………」
と俺はバザード様に聞いた。
「うるさい!!
お前は黙って従え!!
これは命令だ!!」
とバザード様は俺にそう言い俺の手を引っ張って
例の人間家畜場に行った
俺は拳を握りしめた
なんで………助けられない
子供がいる家畜場に入ると
ここには小さな豚小屋みたいな家と藁束が多く
向こうには牛小屋もあり………
『ねぇ、たすけて、たすけて、
おねがい、おねがい』
と小さな男の子は俺の足に縋っている
俺は苦虫を噛み潰したように
「くっ、」
『助けてよお兄ちゃん!!
おねがい』
『パパとママに合わせて』
子供たちは俺の足に縋る
いやだ、、やめろ、俺は
「おい、縋り付くな」
とハザード様は子供たちを蹴り飛ばした。
子供たちは木箱にぶつかった
だ、
『ぐふっ、』
「さて、ガキは使えねぇの多いから
大人行くぞ」
とバザード様は俺を連れて
別のところに行った
『たすけて』
『たすけて、』
『たすけて、』
『いやだ!!』
『たすけて』
その声がいつまでも残る。
俺は苦虫を噛み締め人間の子供版を去り
大人の方にバザード様は連れていった
大人の方は
子供と似たような作りだが、
ここは牛小屋に吸入器が付けられている
まるで牛の乳を絞り牛乳を作るみたいに
している。
『助けてください』
と女の人が俺に近寄り土下座する
『子供たちに合わせてください』
と男の人が土下座する
ダメだ。やめてくれ、
俺は魔王軍で助けられ
情けない
「……離れてくれ」
と俺は男の人に話しかけた
『お願いします。俺たちのことはいい、だから……』
と男の人は俺に縋り付く
やめろ、来るな、俺は……
瞬間、バザード様が男の人を蹴り飛ばした
「おい。じゃまだ子犬」
『おねがいしま………』
バザード様は
「………あぁ、あの小僧か、
殺しちゃまったな」
とあざけ笑いながら、男に唾を吐いた
「ぶッさて、調査は終わったからすぐに帰るぞ」
とバザード様は俺に話して、外に行った
『外を出して』
『お願いします。私はなんでもいいので、子供を解放を』
と耳から離れられない
「おい、離せ!!」
と同族が別の人間をいじめていた
そこにはあかごがいた
クソっ、
『あの子だけはお願いします。』
と女の人は赤子を離さない
バザード様が同郷の近くにより
「おい、アルテ、こういう時はな」
と女の人の顔面を蹴った
クソっ、なんで止められないんだ。
俺は
『ぐっふっ』
女の人は手から赤子が離れて
バザード様は少し強引に赤子を持つ
「、少し強く踏みすぎたな。まあ、いい。その後この、炎で」
『や、やめてください!!あの子には』
と女の人は近づくがアルテが女の手と足を掴む、
「……」
俺はなにか弾けた
「っ………」
俺はバザード様のところに向かった
気づいた時には―――
赤子を連れて逃げていた
雨が降る中、
魔王の城の森から逃げている
背後からは怒声がある
「待てっ!?」
「この裏切り者殺してやる」
「うぇぇぇん」
赤子は泣いていた
そりゃそうだ近くに怖い魔物が抱っこして逃げていて
お母さんにはもう二度と会えないからな
「………ごめんな、お前とお母さんを離してしまって」
と
でも、お前のお母さんに頼まれたんだ
『お願いします。だれでも………いいっ………
私の…………るー……………く
た…………すけ…………………て』
そう言って事切れた。
「ウィぎぁぁぁあああぁあ」
赤子は胸の中で泣きさけんでいた
俺は赤子をぎゅっと抱きしめながら
「………ごめんな。
お前と……お母さんを離してしまって」
言葉が喉に詰まる。
『……お…ねが……い……しま……す。
だれでも………いい……
私の………ルーク………
たすけ…………て』
とその声が耳に残る
「………ルーク
お前の名前、そうだったな」
赤子を泣き続ける
でも泣き声はさっきより弱まった
「大丈夫だ。
絶対に助けるからな」
背後には怒号が飛ぶ
「アポロ!!とまれ!!」
「逃がすか!!」
「裏切り者!!」
俺は振り返らずに
ただ、腕の中の命を守るために走った。
「大丈夫だ………」
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