空からの贈り物
沖宮春陽
クリスマスの夜に
「あっ!降ってきたよ!」
「本当だね。今年は何かな?」
毎年クリスマスには、空から1人1つ贈り物がある。サンタさんから、その人が本当に欲しいものや幸せを思い出す記憶の欠片が入ったプレゼントボックスが空から舞い降りてくるのだ。夜19時から21時まで街中に降り続くため、その間は外に出ないようにというルールがある。玄関に1人1つ舞い降りてくるため、子どもも大人も毎年楽しみにしている。
「2人とも〜ごはんよ〜。」
「「はーい。」」
降り止むまでは、それぞれご飯を食べたり、寝る支度をしている家庭が多い。
今年はどんな贈り物なのだろうか。そのワクワクこそがサンタさんがくれるクリスマスのサプライズなのかもしれない。
空からの贈り物 沖宮春陽 @okimiya_haruhi
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