普通の宇宙人シリーズ 2026年編 レプテリアンとの闘い
@tomoegawa198906
第1話 一年後の約束
富士山麓、グリーン・ハーモニー本部。
2026年8月15日、午後3時。
「久しぶり!」
野口健太が笑顔で三人を出迎えた。
ジェームズ・ロビンソン(アメリカ)、トーマス・ケリー(イギリス)、ナターシャ・トーマス(ロシア)。
一年前、この場所で宇宙人と出会い、火星への旅を経験した四人の宇宙飛行士。
「健太、元気そうだな」
ロビンソンが力強く握手する。
「グリーン・ハーモニー、500拠点に拡大したって?」
「ええ。祖父の遺志が、ようやく形になってきたよ」
健太は誇らしげに答えた。
「僕もアメリカで50の都市に農園を作ったんだ」
ロビンソンが報告する。
「イギリスでは200の学校で環境教育を始めた」
ケリーが続く。
「ロシアでは、環境モニタリングシステムが稼働し始めたわ」
トーマスが付け加えた。
四人は拳を合わせた。
「一年で、ここまで来た」
「でも……」
健太の表情が曇った。
「最近、おかしなことが続いているんです」
「僕もだ」
ロビンソンが頷いた。
「講演会で、明らかに敵意を持った視線を感じる」
「大学に、妙な新任教授が来た」
ケリーも同意する。
「質問が、やたらと個人的で……」
「研究所に、侵入者の痕跡があったの」
トーマスの声が低くなる。
その時――
空に、緑色の光が現れた。
半透明のバイク。
そしてもう一機、銀色に輝くアダムスキー型の機体。
「モッパさんたちだ!」
健太が駆け出す。
バイクから降りてきたのは、人間のコスチュームを着たモッパ家族。
そして銀色の機体からは、アリエルとヨハンソン。
「お久しぶりです」
モッパが笑顔で手を振った。
でも、アリエルの表情は硬かった。
「すぐに会議を。重大な情報があります」
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