無限ループ人のタイムと高1のタケル
京極道真
第1話 時空移動中のタイムとタケル
俺様は無限の時間の中に生きるタイム。
俺様の世界は天空の星空。
ブラックホールの中にある・・・ではなく。
この地球の同じ空間に存在している。
退屈な世界だ。
もちろん同じ地球の空間を生きている人間達とは別の時間。
別の次元で生きている。
俺様たち無限ループ人で
消滅はない。
どこで生まれたのかもわからない。
ただ、この地球上の人間という生命体の
世界の中に潜りこんで生きている。
俺様と同じ仲間は、いたずら好きだ。
人間達の歴史にも大きく関わることもある。
もちろん悪気はないが退屈しのぎだ。
俺様、このタイム様も
そろそろ、
この無限ループに退屈している。
俺様の仲間の無限ループ人と同じだ。
俺様は自由だ。
どこにでも行ける。
無限ループ人は脳内で考えただけ、
どこにでも行けるし、どんなものにでも
なれる。
自由だ。
無限だ。
姿はほら、そこの君。少年と同じ姿になれる。
俺様は声をかけた。
「ねえ、そこの君。俺様はタイム。君は?」
その少年が答える。
「僕はタケル。この塾の講座初めてなんだ。
ヨロシク。」
俺様の姿は人間の高1になる。
「ヨロシク。タケル。俺様もこの塾は初めてさ。」
無限ループ人の俺様はタケルと出会う。
俺様はニヤリと笑う。
『タケルを捕まえた。』
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