お菓子なおウチ5月篇
@ikehata2025
第1話
◆テーマ◆
「忙しい母が自分の癒しの時間のためにポテチを作るが
わがままな妖精に振り回されて自分を見つめ直す」
◆プロット◆
カシス(オカシーナ王国の妖精 いたずら好き)
メグリ(天海家の母親、小学生になる)
A『起』
・都会で10年間ワンオペで育児してきた
・仕事(農作業)を終えて家事をこなし自分だけの時間
・映画を観ようとカウチに座る
・ポテトチップスが空っぽ 不満げ 袋をクシャッ
B『承』
・ジャガイモを段ボールごと持ってくる
・皮をむき始める
・スライサーで薄切りに
・「痛でででで!」
・すり下ろされそうになるカシス
C『転』
・仕返しとばかりに魔法をかける
・小学生になってしまったメグリ
「えっ私転生した?」
・うっかり種イモに紛れてしまったらしい(うたた寝)
・オカシーナ王国での家のしつけが厳しくて
家出してきた
・「レシピカードがあれば言い訳ができる」
Ⅾ『結』
・二人意気投合してポテトチップスを作る
・レシピ レシピカードをゲットする
・魔法が解ける
「映画くらい付き合いなさいよ」
・昔のパパと自分がカウチに座って
映画を見ている姿を思い出す
・フードカーで出店するメグリ驚く
野々葉と小雪
◆ストーリー◆
A
『夢を追って修行に出た夫 一方10年ワンオペで育児した私』
『都会を離れ田舎ならのんびりできる と思い込んでいた
田舎の5月はとんでもなく目の回る忙しさだった』
ジャガイモの種芋を植える作業、義母と二人
『子どもたちが眠った後の一時 誰にも邪魔されない私だけの時間』
野々葉、小雪の寝顔
『カウチに寝そべり借りてきたDVDから気分のものを選ぶ
サブスクもいいが私はレンタル派だ』
『映画のお供はポテトチップスとコーラと相場が決まっている』
ない! ポテチが袋を逆さにしても小さな欠片がこぼれただけ
袋をクシャリ
慌てて冷蔵庫も確かめるとコーラも空っぽ!
気が収まらない様子で土間へ
B
ジャガイモの入ったズタ袋を丸ごと台所に持った来た
椅子に腰かけジャガイモを剥き始める
次はスライサーにかける
その時だった
「ギャー」
12、3センチほどの妖精が尻を抑えている
「いてててて」
メグリ「えっ!」驚く母
C
カシス「よくもやったな仕返しだー」
カシスの魔法で姿が小学生高学年くらいにさせられる
姿見で自分の姿を見るメグリ
メグリ「へっ? 私転生しちゃったの」
カシス「アハハ!」
メグリ「あんた何者?」
カシス「よくぞ聞いてくれた。ボクの名前はカシス
オカシーナ王国の名門スグリ家の次男だ」
メグリ「へー 私は天海メグリその辺いる普通のおばさん 魔法なんかこの世にある訳ないから、さっさと、元の姿に、戻して!」指でグイグイ押す
カシス「つまらない大人だな ウチの親と一緒だ
毎日勉強だの習い事だの口うるさいだけ だから飛び出してやった」
ハトにつかまってオカシーナ王国を飛び出すカシス
畑に止めてあった軽トラの荷台のズタ袋の上で休んで眠ってたら
いつの間にかハトに置いて行かれた
メグリ「おもしろいおとぎ話ね お家の人が心配してるわ 帰ったほうがいい」
カシス「手ぶらじゃ帰れない、、、レシピカードがあれば
地上に留学してたって言い訳が立つけど」
メグリ「、、、協力するわ あんたはレシピカードを手に入れる
私は元の姿に戻る 指切」
カシス「指切って何? どんな契約」
メグリ「とっても強いおまじないよ」
Ⅾ
コスチェンジ メグリはダイナーのウェイトレスの衣装に
二人意気投合してポテトチップスを作る
ついでにクラ符とコーラも作る
完成 レシピカードが現れる
メグリにかかっていた魔法が解ける
カシス「それじゃあボクは帰ることにするね」
メグリ「つまらない子供ね 映画くらい付き合いなさいよ」
メグリ カウチの横に座るようにうながす
ポンポン
二人で映画を観る ポテチを食べてコーラを飲んで 泣いて笑って、、、
『懐かしい感覚、時が戻ったような』
E
キッチンカーでポテチ&クラフトコーラのお店を始めるメグリ
野々葉と小雪「お母さんすごーい」
メグリ『おそらく子どもたちに言っても信じてもらえないだろう』
メグリ「実はお母さん、妖精に会ってオカシーナ王国から
魔法のレシピカードが届いたのよ、ホントよ」
小雪「何 言ってるの⁉お母さん
オカシーナ王国なんてある訳ないじゃん」目線をそらす小雪
メグリ「ほら」
お菓子なおウチ5月篇 @ikehata2025
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