彼女らの出会いを一から見せるのではなく、出会った直後から見せる展開。これには恐れ入った。私達読者はあくまで作られた二人の世界ではなく、連続的に続く彼女らの時間に飛び込んでいくことになるからだ。故に没入感は高く、また刺すようなワードセンスにもクスリとさせられる。次回に期待しつつ、今後も読んでいこうと思う。