冒頭は、理不尽な聖女への審判。
正体不明な陰謀によって断罪され、聖地を追われる聖女マリスティア!
荒れ地に追放された聖女を救ったのは、捨て犬捨て猫を放っておけないお人好しな若者。
しかし、この若者の正体は、実は……!
提示される世界観が凄いのです。
精緻で奥行きがあり、にわかには先が見通せない。
ストーリーも同様。だけれども、先から目が離せられない。
聖女の権威を剥奪されたヒロインが目指すのは、「ざまぁ!」か「世界の救済」か!?
『辺境の魔術師と月下の花嫁』――評者のお気に入り作品の作者が放つロマンティック・ファンタジーの新作。
ご一読をお薦めします。