セクサロイド開発日記
珈琲星人
プロローグ Day XX 夢の性活
「ご主人様は本当に変態さんですね。」
そういってこちらを見下ろす彼女は呆れた様子を見せつつも妖艶な雰囲気を醸し出していた。
「ほら、早くズボンとパンツを脱いでください。仕事中なのでさっさと終わらせましょう」
彼女に促されるまま、パンツを脱ぐと彼女は素早く僕の分身に手をかけた。
「まったく、昼間からこんなに硬くして。耳舐め手コキコースでいいですね?」
僕が頷くと、
「いいですか、我慢なんてせず、イきたくなったらすぐに出してくださいね」
そういって、彼女は僕の耳を吐息でくすぐる。長い吐息や熱い吐息を組み合わせる彼女の技術は大人気ASMRボイスに負けないレベルだ。一体どれほど勉強すればこれほど巧みに吐息を操れるのだろうか。
「どんどん硬くなりますね、まだ吐息を吹きかけているだけですよ。恥ずかしくないんですか」
僕のマゾ気質を完全に理解している彼女は言葉責めも交えながら僕の耳と分身を弄ぶ。いつ耳を舐めてもらえるのか期待で僕の胸と分身はパンパンである。舐めてもらえそうで舐めてくれない。
焦らしに焦らされもはや吐息だけで発射してしまいそうになっていたその時、彼女は突然手を止めてしまった。
なぜ止めるのか、そう訴えるような目で彼女を見ると、
「急ぎの仕事があるのを忘れていました。先に仕事をしてくるのでこれでも聞いて待っててください。」
そういってイヤホンを耳に射し込んできた。
イヤホンから聞こえてくるのは僕のお気に入りの耳舐めASMR。
「好きですよね、こういうの。」
「いいですか、私が戻ってくるまで手は動かしちゃ駄目ですよ。」
この時の僕はどんな顔をしていたのか分からない。でも多分とっても嬉しそうな顔をしていたんだと思う。彼女は満足気に微笑むと本当にどこかに行ってしまった。
どれだけ時間が経ったのだろうか、音声作品に耳を弄ばれ、もどかしさで腰が勝手に動いてしまう。こんな惨めな姿を彼女に見られてしまったらどうしよう。
そう思う気持ちとむしろ見られたいという気持ちがごちゃ混ぜになっていた頃、彼女は何事もなかったかのように戻ってきた。
「ちゃんと我慢できたんですね、流石マゾなご主人様です」
そういって僕の耳からイヤホンを抜き去ったかと思うと彼女の生暖かい舌が代わりに捻じ込まれた。
「我慢できたご褒美です。今からノンストップで扱きあげて差し上げます」
それから彼女は本当に一切止めることなく僕の分身を扱きあげてきた。彼女の耳舐めは音声作品とは比べ物にならないくらいエッチで、湿度のある吐息交じりの耳舐めは音声作品には絶対に出せない威力である。
焦らされ過ぎて限界だった僕はあっという間にイってしまった。
「たくさん出ましたね。まったく、掃除が大変です。」
当然のように僕の分身を咥えた彼女は丁寧にねっとりと白濁液を舐めしゃぶってくれる。
あぁ、頑張った甲斐があった。長きにわたるセクサロイド開発計画は僕に大変な苦難をもたらすこともあったが、こんな幸せを味わうことができるのであれば安いものである。僕はここ1年の生活を振り返りながら彼女の献身的な奉仕を楽しんだ。
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