第12話
もう、すっかり夜になってる。
「いちにち無駄にしちゃったね・・・・・・」
ごめんねと言おうとしたら、くぅぅるるる、おなかが鳴った。
さっきから、いい匂いがしてるの、これは。
もしかして。
「ふふー。いま、かぼちゃのスープ作ってるー」
わーぃ。
バターの、いーい香りなんだ。
「ちょっと味みてくれる?」
スプーンを取って、
「うまーい」
「外で食べるより旨くできたんじゃないかと思うよー?」
ふふ。控えめながら自信たっぷりに言う彼が、うーれしい。
<了>
「ふて寝」 ぽふ、 @a-piece-of-harmony
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます