世界にダンジョンが出現した日から、雷魔法で少しずつ強くなる
Taku
第1話
まさか世界が変わるなんて思ってもいなかった。
僕は、今、高校生。17歳である。
友達を歩いて話していた。
「おう、蓮人って、最近、何しているの?」と友達の桐島が言った。
「まあな、最近はバイトしているよ。」と僕が言った。
「バイトか。俺もバイトしないとな。」
黒川は、僕の同級生で友達である。
普段から、よく話をしていて、学校に帰るときはいつも一緒である。
「最近さ、街中も発展してきたよね」
「たしかに、どこにいっても、コンビニはある。」
「そういえば、この前、校長先生が街中歩いていたんだよね」
「へぇ、校長先生か。あんまり覚えていないな」
「それがさ、校長先生かつら被っていたらしくて、
ちょうど、僕が見たとき、かつらを落としていたのよ」
「それは、かわいそうに。運が悪いよ」
「僕たちも大人になったら、はげるのかな」
「その未来を防ぐためにも、対策しないとな」と僕が言った。
僕は、黒川と一緒に帰り、
駅で別れた。
そして、僕は電車に乗り込み、席に座る。
僕は暇だったので、本を読んでいた。
しばらくすると
おじいちゃんが僕の正面に行き、
どうやら、腰を痛そうにしていたので、
譲ってあげた。
「ありがとう」お爺ちゃんが言った。
それから、電車を降りて、改札を出て、
家に向かって歩く。
駅から5分のところにラーメン屋ができたので、今度行きたいなと思った。
そして、家につく。
「ただいま」と僕が言った。
「おかえり」お母さんが言う。
僕は、そのまま自分の部屋に向かった。
そして、最近やっている、RPGのゲームを始めた。
しばらくして、僕は部屋にあったテレビをつけることにした。
テレビをつけるとニュースをやっていた。
野生動物が街中に入ってきた映像をコメンテーターが意見を言っていて、
それに対して、専門家が詳しく原因と対策を言っていた。
それから、しばらくして、ニュースが変わり、
車の衝突事故の映像が流れてきた。
僕はそれを見ていただけで、ストレスがたまった。
やっぱり、ニュースなんて、見るものじゃないなと
チャンネルを変えようとすると
急に自分の部屋が揺れ始めた。
これは大きい揺れになるぞと僕は思い
机の中に入って身の安全を守った。
しばらくすると、地震が落ち着き、
揺れが収まった。
かなり大きい揺れだから、ニュースでも
やっているだろうと思いテレビを見ると、
スタジオのニュースキャスターたちも、
地震の揺れで、困惑している様子であった。
そして、何か情報が分かったのか
ニュースキャスターが読み上げる。
「ただいま、地震が発生しました。震度5強です。
そのほかの地方にも同時発生しています。
身の安全を守る行動をしましょう」
僕はそのニュースを見て、違和感を覚えた。
同時発生的に地震が起きることはあるのだろうかと
それから、15分が経って
「ただいま、情報が入りました。
渋谷周辺で、地面に大きな裂け目ができたようです。
地震の影響なのでしょうか」と男の人が言った。
僕は、その巨大な裂け目を見て、不気味に思った。
中は真っ暗な空洞であった。
その後、僕はテレビを消して、
スマホのニュースを見てみると。
世界各地で、地震が発生したようであった。
そして、地震の発生源には、どこも巨大な裂け目が出来ていた
らしい。
なぜ、地震が世界各地で起きたかはわからないらしい。
僕は夜になったので、眠たくなり寝ることにした。
次の日、朝、起きて朝食を食べた。
「昨日の地震、大丈夫だった?」お母さんが言った。
「うん、大丈夫だよ。机の下に避難したから」僕が言った。
「お母さん、昨日、買い物を忘れていたと思って、蓮人が帰った後、
出かけていたから、大きな地震が来てびっくりしたわよ」
「うん、怪我がなくてよかったよ。」
「それよりも、世界各地で地震が起きたらしいわね」
「うん、そうみたいだね。」
僕は言った。
僕は、テレビをつけて、ニュースを見る。
映像には、総理大臣が映っていた。
どうやら、今回の地震で起きた、巨大な穴を調べるため
本部を設置したようだった。
「あの、巨大な穴。不思議だよね」お母さんが言った。
「そうだね。中が真っ黒で、不気味だよ」
「この世界、どうなってしまうのかしら。」
「うん、日本には、10個の巨大な穴ができたみたいだからね」
「不気味だよね」
「そうだね。」僕が言った。
僕は、学校に行く準備をして、
家を出た。
電車に乗る。
大きな地震があったからか、少し騒がしかった。
電車も普通に動いている。
電車が、目的地についたので、
僕は降りて、学校に行く。
学校について、教室に行くと
何やら騒がしくなっていた。
「昨日の地震すごかったよな。俺、スーパーにいて、
びっくりしたよ」と男子生徒が言った。
「しかも、世界同時に同じ規模で、発生したんだってね」
「ありえないよな。」
「地震でできた、巨大な穴を見た?」
「見た見た。すごいよね」
という会話をしているのを聞きながら、僕は席に座った。
みんなも昨日の話題で持ち切りであった。
そして、担任の先生がやってきて、
地震のことに少し触れてから、授業が始まった。
僕は、普通に授業を聞いて、真面目にノートに計算式を書いていた。
そして、昼休みになった。
「おう、蓮人。昨日どこにいたんだ」直哉が言った。
桐島の下の名前は、直哉である。
「家で、のんびりしていたよ」僕は言った。
「俺も家にいてな。急に地震が来たからびっくりしたわ」
「うん、僕もびっくりだよ。」
「それも、俺はトマトジュース飲んでいた時に
地震がきたから、服が赤くなってしまって、
服が汚れたぐらい気にしても仕方がないと思い
机の下で身の安全を守っていたよ。
そうしたら、リビングからお母さんが来て、
僕の部屋を開けたんだよ。
それで、『大丈夫だった』って僕が聞いたら
なんて、答えたと思う。」
「うーん、『怪我とかない 』とか」
「それが、『大変、救急車呼ばなきゃ』ってお母さんが言うものだから
僕は、びっくりして、それで、自分の服を見たら、
トマトジュースで、血がついているみたいに布ににじんでいたみたいで
お母さんが勘違いしていたみたい。それで、誤解を解いて、服を着替えたよ。」
「確かに、お母さんびっくりだね」
「そうだろ」と桐島が言った。
違う話題に移った。
「春になったから、桜が咲いていたよ」
「そうだね」と僕は言った。
「俺たちも、もう高校3年生か」
「早いものだね」
僕と桐島は、高校1年生の時に、教室が一緒になって
仲良くなった。
桐島は、部活をやっていて、サッカー部に所属している。
昼休みも終わりに近づいたので、桐島と別れて、
僕は席に戻り、次の授業に備えた。
そして、学校の授業が終わり、
僕は、家に帰宅した。
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