まさかこのタイトルの小説で主人公を好きになるとはね……

「地雷少女達の愛は重い ~助けたヤンデレ量産系巨乳美少女達にストーキングされて人生詰んだ件~」というタイトルを見て、どういう話を思い浮かべるか?

基本的にはかわいい女の子たちにストーキングされて人生詰んだんだなぁ(?)と思うだろう。起こっている事象と字面のインパクトはさておくとして。

そんな話で、まだヒロインたちも全員登場していない段階(このレビューは6話時点で書いています)であるのにも関わらず、私は主人公の男のほうに惹かれている。これマジ?

まずもって私は「そんなことは効率が悪いとわかっていながらも深夜まで創作の神が下りてくるのを待っている」、そんな人を愛おしく思う。
奇声を上げそうになりながらも、頭を掻きむしりながらPCの前でその時を待っている。絶対寝たほうが効率いいのに、深夜にしか降りてこない創作の神がいる気がして、待っている。

そして雑誌と実際の女の子を見比べて「実物の方がギリ可愛い」、そんなことを平然と言えてしまう。イケメンすぎ。主人公は商業出版経験のある作家なのだが、商業作家さんってみんなそうなんですか?

逆にヒロインたちのコンカフェ嬢は簡単に主人公に惚れすぎだろ、と思うのは事実。まぁコンカフェ嬢じゃない私は簡単に主人公に惚れましたけどね。

そんな魅力的な主人公が今後何をやらかして女の子たちにどんな目にあわされるのか? 主人公は正統派ラブコメを書けるのか? 書けなさそ~。