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     いやあ、いいやつですね。目の前にある穴をほっとけないから埋める。こういうやつがいるから世の中回っていくんです。誰かがその行いを見ている……かもしれないし、見てないかもしれない。報われないかもしれない。多分彼は最悪だ、骨折り損だと思っているでしょう。でもこの黄金の精神を持っている限り、彼は本当の意味で世界に屈することはありません。
     と、こういう説教めいた話にすると陳腐極まりないですけど、それを物語の形で見事に表現されていて、すっげえ「それは食用油に塗れ穀粉の衣に覆われた、170°Cで5分間の加熱を経た愛」を感じましたよ。こういう話に超弱いんで、涙腺緩みましたわ。

    (追記)
     そうです、ジョジョネタです(笑)。ジョジョでは主に勇気と優しさを指す言葉として使われてますけど、わたしはもうちょい勇気、優しさだけではない、「何故か魂が動く」衝動のようなものと考えてます(わかりにくいですね)。
     ごめんなさい、無理にジョジョネタで返してくれなくても大丈夫ですよ。@gagiさんには@gagiさんにしか書けない人物の素晴らしさがあるんですから! でも確かに海に飛び込んだナランチャにも重なりますね。返信ありがとうございました。

    作者からの返信

     読んでくださってありがとうございます。


    『黄金の精神』いい言葉ですね。

     なにかジョジョの語録でうまい返しが出来れば良かったのですが、私はそこまでジョジョに詳しくありません。

     
     無理やりジョジョに寄せるなら、20時にフライドチキンを揚げる『主任』の心境は、ブチャラティたちの乗るボートを泳いで追いかけるナランチャのそれと、一部重なる部分があるのかもしれません。

     ナランチャが黄金の精神(だと私が勝手に感じたもの)を奮い立たせて水の中に飛び込んだのは、父に見捨てられたトリッシュと、過去に父や友人から見捨てられた自分とを重ね合わせたのがきっかけだと思います。

     『主任』も母親に連れられた男の子と、過去の自分を重ね合わせることで『黄金の精神』奮い立たせました。ここに無理やりではありますが、ナランチャと『主任』の重なる部分を私は勝手に見出しました。


     『黄金の精神』いい言葉です。

     アオノソラさんが私の作品への感想に、この言葉を使ってくれて嬉しいです。