ハレの日
間二郎(あいだじろう)
ハレの日
焼け焦げた白い布に包んだ赤ん坊を抱いた母親が村を練り歩く。私はその後ろを焼け焦げた白い布に包んだ仔犬を抱いて付いて行く。赤ん坊に仔犬の鳴き声を聴かせるのが目的でありこれが村の儀式だ。この仔を不憫に想い、私も泣いていた。
ハレの日 間二郎(あいだじろう) @aidajiro_
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