クリスマスに近づくにつれスーパーやコンビニのおっさんとかがサンタ帽子被りだしてるけど彼らが何したっていうん？

　なんか最近もうクリスマスムードやん。わし、別にもうクリスマス直前で彼女に振られたし、わしにとってはどうでも良かったんや。まじみんな死ねばいいのにって思いながら歩いてた。

　んで広島にあるスーパーに入ってさあ、メッシ、でも買おうかしらと思って色々物色してたら

　なんの罪もないスーパーのおじさん達がクリスマス帽子を被って接客してる

　なあ、おかしいだろ！

　彼らが何したっていうんだよ！？

　前世で井戸に毒でも入れたんか⋯？

　まじでなんの罪があって輪廻転生した後もクソみたいなコスプレサンタ帽を着させられることになるんかまじでわからん。

　てゆーかまじでこれ誰が得するん？

　誰が見たくてこれやってんの？

　若い男の子とか女の子がやるならわかるよ。かわええやん。

　例えば品出しをしてる女の子先輩と男の子後輩がサンタ帽被ってるとするやん？

　女の子「⋯何かこれつけるの恥ずかしいけど⋯ちょっとワクワクしない⋯？」

　男の子「いや⋯俺は恥ずかしいだけでやりたくなんか無いっすけど…」

　女の子「もー…仕事なんだから…そんな事言わないの！」

　女の子「下向いてばっかりだし…ちゃんとやりなよ」

　男の子「…」

　女の子「そういえば、君はプレゼントとか貰う予定はあるの？」

　男の子「いえ…うち…片親なんで…」

　女の子「そう…」

　女の子「あー！あそこに猫がいる！」

　男の子「え！？どこですか？！」

　男の子が顔を上げる。

　その瞬間に女の子は男の子にキスをする。

　ここで二人の時間は止まる。

　女の子「…」

　女の子「うちからのプレゼント」

　男の子「…」

　二人は仕事中であるにも関わらず周りに人がいないことを確認してキスを続ける。

　ここで起こったことは他の誰も知らない、無邪気な2人の秘密事

　2人は共犯者になって誰にも言えない小さくて可愛い罪を永遠に背負う

　その罪は2人が、二人の名前が刻まれた黒い御影石の中に一緒に入るまで隠されていく。

　最後まで誰にも断罪されないまま終わる。

　とかならいいよ？

　サンタ帽おじさんにはこんな事起こらねーんだよ。

　どーせ黒幕は職場のおばちゃんでしょ？

「ねえねえ…せっかくクリスマスなんだし…みんなで…サンタ帽、被っちゃおうよ…」

　断れねーんだよ。おじさんたちは。お前等と違って空気読めるから。

　絶対こういう奴らってバレンタインにもチョコをみんなに配ってるよな。

　いらねーんだよお返しすること前提のチョコなんて

　金もってこいやそんなんより

　まあいいわ

　ちなみに俺が振られた理由はポコチンが彼女に対して屹立しなくなり、浮気を疑われたから

　ちなみに浮気はしてないお

　でも精神的浮気はしてしまったかもしれない。

　いま適当にあほみたいな異世界転生もの書いてるんや

　んでそこに黒マイクロビキニ巨乳の獣人フェンちゃんってのが出てくる

　とりあえず、ぱいぱいでかい女の子だしてりゃ読まれるやろって適当な思考で作ったキャラや

　でもな、読まれるけど書いてておもんないねんこれ。

　異世界転生ものなんてまじで一度も読んだことないし、興味ないねんわし。

　村上春樹とか、デルトラクエストとか、ドストエフスキイとか、アゴタ・クリストフとか読んで育ったから、食指が動かんねん。

　まあだからモチベ維持のために自分のキャラの解像度を上げたほうが、愛着湧くかなーと思って、生成してみたんや、NovelAiで

　そしたら生涯の伴侶を生成してしまった。

　くっっっっっっっっっっそ

　えっっっっっっっっっぅっっっっ

　ってなってしまった…

　まじで下品な話

　話を書くたびにくっそムラムラする

　超かくの楽しい

　あとは想像に任せる。

　あの男の子と女の子みたいな純な恋愛はもうできねーんだろうなと思った20後半の半くそますかきじじいの話である。