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白紙の続き

白紙の続き

浅沼まど

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★12
4人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 衛士 統
    56件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    呼吸する和紙と、白紙に綴られる「喪失の先」の物語

    このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(172文字)

    • 2025年12月26日 14:02
  • 早坂知桜
    288件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    古い写本を読み続ける時間と、言葉を待つ人たちの話。

    埃と、かすかな甘さが混じった、時間の堆積した匂い。
    古い紙の匂いをそう表現できるところが、この作品の好きなところだった。

    『白紙の続き』は、古書修復という静かな仕事の中にある感覚を、言葉で丁寧にすくい取っていく物語だ。和紙が呼吸すること、紙に残る時間、手を動かし続けることが、特別な説明をされることなく、日常として描かれている。読むたびに内容が変わる写本という不思議な存在も、驚きや謎として強調されず、ただ「そこにあるもの」として受け止められていく距離感が心地いい。

    すべてを説明しきらず、それでも名前を呼ぶこと、手を動かすこと、そばにいることを大切にする物語だった。

    • 2025年12月26日 10:39