2・生徒会長がやってきた
ガンガンガンガンガン!!
激しい音がする。うるせえ! どこのバカだ! 俺の部屋の扉をぶん殴るやつは!! こんな早朝に!
「ジェヴァ・ドライセン!!
こりゃ……。この声は聞き覚えがある。
昨日、ホールの壇上で
俺は、キセルに刻み
それから、
「うるせえぜ? 生徒会長だったか?」
「……! きっ! きさまっ! 何という乱れた
生徒会長セラフィナは、なぜかすんげぇ
「……フン。男も知らねぇ女が生徒会長とはね。お前
俺がにやりと笑ってそう聞くと。
どすっ。
「
「ぐ……はっがっ!!」
この……女! セラフィナ! 俺の胸に
すると、短刀でふさがっていた
血が少なくなっていく感覚があるが、落ち着いて
「セラフィナって言ったな? やってくれたな? 覚悟できてんのか?」
「セルフィナだ!! 貴様のような
俺が
「……ふん。ゾーム・ドライセン司祭長の
俺は
しかし、セルフィナは。
まったく恐れた表情無く。
腰の
「ジェヴァ・ドライセン。女子生徒に対する
凛とそう叫ぶと。刀の切っ先を、俺の喉に突き付けてきた!!
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