第8話
魔物の配置を行う。
すべての魔物は魔石を必ずドロップ。
たまに素材、装備品、その他アイテム。
宝箱についても設定する。
ボス討伐後に必ず出現、フィールドにもランダム配置
宝箱の中身は
装備品
魔道具
各種ポーション
インゴット
スキルスクロール。
「夢は、ちゃんと置いておかないとな」
第1階層:導入
スライム系魔物。
攻撃力は低く動きも単調。
「まずは、殴る・避ける・倒す」
戦闘という行為そのものに慣れてもらう階層だ。
第2階層:速度への対応
ラビット系、バット系、ラット系など小動物系の魔物。
小型で素早い魔物たち。
「当たらない相手をどうするか」
命中、立ち回り、索敵、第1階層との差をはっきり体感できる。
第3階層:資源階層
植物系魔物。
動きは鈍いが、油断すると絡め取られる。
そしてドロップ品は米、果物、野菜。
「食えるダンジョンってのも悪くない」
生存と補給を学ばせる階層。
第4階層:狩猟
鳥系、猪系、牛系の魔物。
突進、突撃、飛行。
ドロップは、肉類。
「現実と似た相手ほど怖い」
攻撃力も一段上がり“狩られる側”の意識が芽生える。
第5階層:群れの脅威
ウルフ系・中型魔物。
連携、包囲、撤退。
「単体で強くなっても意味はない」
群れの恐怖を教える階層。
ボス部屋(第5階層)
ボスはウェアウルフ、配下としてウルフ4体。
連携、指示、役割分担。
「初ボスとしては十分だろ」
討伐後、宝箱と帰還ポータルが出現する。
第6階層:人型の恐怖
ここから世界が変わる。
配置するのはゴブリン。
棍棒、ダガー。
人の形をした敵が明確な殺意を持って襲ってくる。
「ここで覚悟が試される」
これ以降“遊び”は終わりだ。
6階層のまでの配置完了
すべての設定を確定すると、
ダンジョンコアが低く共鳴した。
――魔物配置完了。
「……これでいい」
日本で初めて生まれるダンジョンは段階的に人を強くする場所になる。
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