付き合いたての幼馴染と一緒にクリスマスケーキを作ってみたら、彼女が無自覚に甘い攻撃を仕掛けてきて溶けそうなんだけど!?
付き合いたての幼馴染と一緒にクリスマスケーキを作ってみたら、彼女が無自覚に甘い攻撃を仕掛けてきて溶けそうなんだけど!?
付き合いたての幼馴染と一緒にクリスマスケーキを作ってみたら、彼女が無自覚に甘い攻撃を仕掛けてきて溶けそうなんだけど!?
久野真一
付き合いたての幼馴染と一緒にクリスマスケーキを作ってみたら、彼女が無自覚に甘い攻撃を仕掛けてきて溶けそうなんだけど!?
十二月二十三日。クリスマスイブの前日の朝早く。
スマホの通知音が鳴って、画面を見ると
『明後日のイブに食べるケーキ、一緒に作らない?』
メッセージの後ろには、小さなケーキの絵文字がついている。
僕、
結月……
冬の夕暮れの公園で告白したのがつい昨日のことのように思える。
『いいよ。何時に行けばいい?』
返信を打つ指が、少しだけ震えている。
付き合って一週間経っても、こうして彼女からの連絡にドキドキしてしまうのは、我ながら情けないと思う。
『やった!じゃあ、十四時くらいにうちに来て。材料は全部用意しておくね』
即座に返ってきたメッセージに、思わず口元が緩んでしまった。
今日の予定は決まった。恋人と過ごす、初めてのクリスマスイブの準備だ。
◇◇◇◇
約束の時間より少し早く家を出て、結月ねえの家に向かう。
彼女の家は僕の家から歩いて五分ほど。僕が小学校三年生のとき、一年上の彼女が転校してきてからずっと、この道を何度も往復してきた。
冷たい風が頬を撫でる。十二月下旬ともなれば、吐く息も白い。
ポケットに手を突っ込みながら歩いていると、この一週間のことが頭をよぎった。
告白した日。
「ずっと好きだった」と伝えた僕に、
結月ねえは目を潤ませながら「私も」と答えてくれた。
嬉しくて、でも照れくさくて、その日は手を繋ぐこともできなかった。
翌日から、少しずつ距離が縮まっていった。
一緒に登下校するようになって、お昼は二人で食べるようになって。
三日目にようやく手を繋いで、でもそれだけで心臓が破裂しそうだった。
(まだ、キスもしてないんだよな)
いや、付き合って一週間でそこまで進む方が早いのかもしれない。
でも、小学校からの幼馴染で、ずっと一緒にいたのに、恋人になった途端にぎこちなくなるのは不思議な感覚だった。
そんなことを考えているうちに、見慣れた家の前に着く。
インターホンを押すと、すぐに「はーい」という明るい声が返ってきた。
「蒼太、いらっしゃい」
玄関を開けて出迎えてくれた結月ねえは、
淡いピンク色のエプロンを身につけていた。
セミロングの黒髪がふわりと揺れて、目が合うと嬉しそうに笑う。
「……っ」
不意打ちだった。
いつも見慣れているはずの笑顔なのに、今日はなんだか特別に可愛く見える。
「どうしたの?」
「いや、エプロン姿、似合うなって」
思ったことがそのまま口から出てしまった。
言ってから恥ずかしくなって目を逸らすと、結月も「えっ」と小さく声を上げる。
「あ、ありがとう……そんなこと言われると思わなかった」
チラリと見ると、彼女の頬がほんのり赤く染まっていた。
こういう反応を見ると、ああ、僕たちは恋人になったんだな、と実感する。
「あ、蒼太の分のエプロンも用意してあるから。上がって」
「うん。お邪魔します」
靴を脱いでリビングへ向かう。
彼女の家には何度も来ているけど、恋人として訪れるのは初めてだ。
「お父さんとお母さんは?」
「買い物に行ってる。夕方までは帰ってこないって」
つまり、二人きり。
その事実に気づいた瞬間、心臓が跳ねた。
(落ち着け、僕)
別に変なことをするわけじゃない。ただ一緒にケーキを作るだけだ。
それなのに、どうしてこんなに緊張するんだろう。
「はい、これ蒼太のエプロン」
渡されたのは、シンプルな紺色のエプロン。
首から掛けて、後ろの紐を結ぼうとするけど、慣れない作業に手間取ってしまう。
「あ、結んであげるね」
結月ねえがくるりと僕の後ろに回る。
背中に彼女の気配を感じて、心臓がまたドクンと鳴った。
「はい、できた」
「ありがとう」
振り返ると、至近距離に結月ねえの顔があった。
思わず息を呑む。彼女も同じように目を見開いて、数秒、見つめ合ってしまった。
「え、えっと。材料、準備してあるから」
先に視線を外したのは結月ねえの方だった。
小走りでキッチンに向かう後ろ姿を見ながら、僕は密かに深呼吸をした。
◇◇◇◇
キッチンのテーブルには、すでに材料が並べられていた。
卵、砂糖、薄力粉、生クリーム、そして真っ赤な苺。
「作るのはシンプルな苺のショートケーキ。蒼太、お菓子作りは初めてだよね」
「うん。料理は多少できるけど、ケーキは作ったことない」
「大丈夫。私が教えるから」
そう言って微笑む結月ねえは、なんだか頼もしく見えた。
彼女がお菓子作りを得意としていることは、ずっと前から知っている。
小学校の頃から、よく手作りのクッキーやマフィンを持ってきてくれた。
中学、高校と、その腕前はどんどん上達していって。
僕は彼女の作るお菓子を食べるのが、密かな楽しみだったのだ。
「まずはスポンジケーキを焼くところからね。蒼太、卵を割ってもらっていい?」
「了解」
ボウルに卵を割り入れる。
これくらいなら普段の料理でもやっているから問題ない。
「上手だね。じゃあ、砂糖を入れて、泡立て器で混ぜて」
「こう?」
「うん、もうちょっと空気を入れる感じで……あ、違う違う」
どうやら加減が難しいらしい。
必死に泡立てているつもりなのに、結月ねえは首を傾げている。
「ごめん、ちょっと貸して」
そう言うと、結月ねえは僕の後ろに立った。
そして、ボウルと泡立て器を持つ僕の手に、自分の手を重ねてきた。
「こうやって、手首を使ってシャカシャカって」
耳元で囁くような声。
背中には彼女の体温。
ふわりと漂う、甘いシャンプーの香り。
「……っ」
「蒼太?聞いてる?」
「き、聞いてる」
聞いてるけど、頭に入ってこない。
距離が近すぎて、意識が全部そっちに持っていかれている。
「ほら、力入りすぎ。もっとリラックスして」
「リラックスしろって言われても……」
こんな状況でできるわけがない。
僕の心臓は今、とんでもない速度で鳴っているのだ。
「ふふ、蒼太、耳赤いよ」
「うるさい。結月ねえ」
からかうような声に、思わずぶっきらぼうに返してしまう。
結月ねえはクスクス笑いながら、ようやく離れてくれた。
「なんか、小学校の頃の調理実習を思い出すね」
「調理実習?」
泡立てを続けながら問いかけると、結月姉は懐かしそうに目を細めた。
「覚えてない?五年生のとき、学年横断で班でホットケーキ作る実習あったよね」
「ああ……あったね」
言われて思い出した。
あのときも、不器用な僕に結月ねえが教えてくれたんだった。
「あのときの蒼太、卵を勢いよく割りすぎて、殻が全部入っちゃって」
「やめてよ、恥ずかしい」
「でも、一生懸命殻を取り出そうとしてる蒼太、可愛かったよ」
「可愛いって……男に言う言葉じゃないでしょ」
抗議すると、結月ねえは「そうかな」と首を傾げた。
「私はずっと、可愛いと思ってたけど」
さらりと言われた言葉に、また顔が熱くなる。
こういうところだ。結月ねえは時々、無自覚に爆弾を投下してくる。
「……調理実習のときから?」
「うん。転校してきて、最初に話しかけてくれたのが蒼太だったでしょ?あのときから、ずっと」
ずっと、という言葉の重さに、胸がぎゅっと締め付けられた。
「僕は下の学年だったからなんとなくの印象だったけど。結月ねえ、クラスに馴染めなくて一人でいたよね」
「人見知りだったからね。でも、蒼太が声をかけてくれて、すごく嬉しかった」
「僕も、結月ねえと友達になれて嬉しかったよ」
友達、という言葉を使ってから、少し違和感を覚えた。
今の僕たちは、もう友達じゃない。恋人だ。
「今は友達じゃなくて、恋人だけどね」
結月ねえが僕の考えを読んだかのように言う。
目が合うと、お互いに照れくさくなって、同時に視線を逸らした。
「と、とりあえず、続きやろう」
「そ、そうだね」
僕達二人とも挙動不審だ。
でも、この空気は嫌いじゃなかった。
◇◇◇◇
スポンジケーキの生地をオーブンに入れて、焼き上がるまで三十分ほど。
その間に、生クリームを泡立てることになった。
「これも力加減が難しいんだよね。泡立てすぎると分離しちゃうから」
「難しそう……」
「大丈夫、私がやるから見ててね」
ハンドミキサーを手に、結月ねえが慣れた手つきで生クリームを泡立てていく。
ウィーン、という機械音とともに、クリームが徐々にふわふわになっていく。
「そろそろかな……蒼太、ちょっと味見してみて」
そう言って、結月ねえは泡立て器についたクリームを指ですくった。
「はい、あーん」
差し出されたのは、クリームのついた彼女の人差し指。
「……は?」
「味見だよ。甘さ加減、どうかなって」
きょとんとした顔で小首を傾げる結月ねえ。
どうやら、自分が何をしているのか分かっていないらしい。
「いや、それは……その……」
「どうしたの?早く食べて。クリーム落ちちゃう」
急かされて、僕は覚悟を決めた。
彼女の指先に口を近づけて、クリームを舐め取る。
甘い。
クリームの甘さと、それ以上の別の甘さが、頭の中を駆け巡る。
「ど、どう?甘すぎない?」
「……甘い。すごく、甘い」
なんとか絞り出した声は、自分でも分かるくらい上擦っていた。
「そっか、ちょうどいいかな。じゃあこの分量で……」
そこで、結月ねえの動きが止まった。
数秒の沈黙のあと、みるみるうちに顔が赤くなっていく。
「あ……えっと……今の、もしかして……」
「今さら気づいたの?」
「だ、だって、いつも普通に味見してたから……!」
いつも、ということは一人で作っているときもやっていたんだろう。
それを僕相手にもやってしまった、と。
「ご、ごめん……!変だったよね……!」
「変というか……いや、うん」
否定しようとしたけど、うまく言葉が出てこない。
だって、僕の心臓はまだドキドキしているし、顔もきっと真っ赤だ。
「で、でも」
俯いていた結月ねえが、チラリと上目遣いで僕を見る。
「……嫌、だった?」
ずるい。
その聞き方は、ずるい。
「……嫌じゃない」
小さく答えると、結月ねえは花が咲くように笑った。
「よかった」
この笑顔が見られるなら、恥ずかしい思いをしても構わないか。
そんなことを思ってしまう自分が、少し悔しかった。
◇◇◇◇
オーブンから甘い香りが漂ってきて、スポンジケーキが焼き上がった。
十分ほど冷ましてから、いよいよデコレーションだ。
「まず、スポンジを半分にスライスするね」
「僕がやってみてもいい?」
「うん、やってみて。包丁はゆっくり、平行に動かすといいよ」
結月ねえのアドバイスを受けながら、慎重にスポンジを切る。
少し歪になったけど、なんとか二枚にスライスできた。
「上手だね、蒼太」
「結月ねえに教わったからね」
自然と出た言葉に、結月は嬉しそうに目を細めた。
「じゃあ、クリームを塗っていこう。まず下の段にクリームを塗って、苺を並べて」
言われた通りに作業を進める。
結月ねえが切ってくれた苺を、クリームの上に丁寧に並べていく。
「もう一段重ねて……よし、あとは全体にクリームを塗るだけだね」
「これが一番難しそう」
「大丈夫。一緒にやろう」
結月ねえがパレットナイフを持って、僕に持たせる。
そして、さっきと同じように後ろから手を添えてきた。
「こうやって、くるくる回しながら塗っていくの」
今度は少しだけ、その近さに慣れた気がする。
いや。慣れたというより、心地よいと感じている自分がいた。
「蒼太、上手だよ」
「結月ねえのおかげだよ」
二人で協力しながら、少しずつケーキが完成に近づいていく。
最後に苺をトッピングして、ついに完成した。
「できた……!」
「うん、できたね」
テーブルの上には、真っ白なクリームに真っ赤な苺が映える、
手作りのクリスマスケーキ。
形は少し不格好だけど、二人で作った達成感で胸がいっぱいだった。
「世界に一つだけのケーキだね」
「うん……でも、ちょっと形が歪かも」
結月ねえが苦笑いしながら言う。
確かに、お店で売っているケーキと比べたら見劣りするかもしれない。
「僕は最高だと思うよ」
「え?」
「結月ねえと一緒に作ったから。それだけで、世界一のケーキだ」
言ってから、ものすごく恥ずかしいことを言った気がして、顔が熱くなる。
でも、本心だった。
「……蒼太」
結月ねえの声が、少し震えている。
見ると、彼女の目がうるんでいた。
「ど、どうしたの?」
「ううん、なんでもない。ただ……嬉しくて」
ぽつりと、彼女は続けた。
「ずっと、蒼太に喜んでもらいたくて、お菓子作ってきたの」
「え?」
「小学校の頃から、蒼太が『美味しい』って言ってくれるのが嬉しくて。だから、もっと上手くなりたいって」
それは初めて聞く話だった。
彼女がお菓子作りを頑張っていた理由が、僕だったなんて。
「だから、今日こうやって一緒に作れて、本当に嬉しい」
涙を拭いながら笑う結月ねえは、今日一番の笑顔だった。
「僕も……結月ねえのお菓子、ずっと好きだったよ」
言葉を選びながら、僕も正直な気持ちを伝える。
「クッキーも、マフィンも、美味しかった。結月ねえが作ってくれたものは、全部」
「蒼太……」
「だから、これからも作ってほしい……二人で、一緒に」
そう言って、そっと彼女の手を取った。
小さくて、温かい手。
何度も触れてきたはずなのに、今日は特別に愛おしく感じる。
「……うん。約束」
結月ねえが僕の手を握り返してきた。
二人の間に、甘い沈黙が流れる。
「ねえ、蒼太」
「なに?」
「……好き」
小さな声だったけど、はっきりと聞こえた。
僕の心臓が、大きく跳ねる。
「僕も好きだよ、
自然と、言葉が出ていた。呼び捨てにしたのは初めてだったかもしれない。
繋いだ手に少しだけ力を込めると、彼女も同じように握り返してくれた。
「明日、これ一緒に食べようね。クリスマスイブに」
「うん。約束」
窓の外では、いつの間にか雪が降り始めていた。
ホワイトクリスマスになりそうだ。
◇◇◇◇
日が傾いてきて、そろそろ帰らなければいけない時間になった。
結月の両親が帰ってくる前に、というのもあるけど、何より名残惜しかった。
「今日、すごく楽しかった」
玄関で、結月が言う。
「僕も。ケーキ作り、教えてくれてありがとう」
「こちらこそ、来てくれてありがとう」
靴を履いて、ドアノブに手をかける。
このまま帰るのが、なんだかもったいない気がした。
「あ、蒼太」
振り返ると、結月が一歩、近づいてきた。
そして、つま先立ちになって、僕の頬にそっと唇を触れさせた。
「……っ」
一瞬の出来事だった。
でも、その柔らかい感触は、はっきりと残っている。
「これは……そのお礼」
顔を真っ赤にしながら、それでもどこか得意げに言う結月。
僕はといえば、頭が真っ白になって、何も言えなかった。
「……ずるいんだけど」
ようやく出てきたのは、そんな言葉だった。
「ずるい?」
「先にそういうことされたら……僕から何もできないじゃん」
情けない言い訳だと自分でも思う。
でも、本当に不意打ちすぎたのだ。
「じゃあ、明日お返しして」
結月がいたずらっぽく笑う。
「……わかった。明日、僕からもするから」
「約束だよ?」
「約束」
今日何度目かの約束を交わして、僕は結月の家を後にした。
外に出ると、雪はさらに強くなっていた。
白い息を吐きながら、触れられた頬に手を当てる。
(明日、ちゃんとお返ししないと)
でも、きっと緊張して、うまくできないんだろうな。
そう思いながらも、明日が待ち遠しくて仕方なかった。
◇◇◇◇
後日談。
クリスマスイブ。
僕たちは二人で、あの手作りケーキを食べた。
形は不格好だったけど、味は最高だった。
二人で作ったという事実が、何よりのスパイスだったのかもしれない。
「美味しいね」
「うん、美味しい」
幸せそうに笑う結月を見ながら、僕は決意を固めた。
「結月」
「なに?」
彼女の顔を両手で包んで、そっと唇を重ねた。
昨日の約束の、お返し。
「……っ」
離れると、結月は目を見開いて固まっていた。
そして、みるみるうちに顔が赤くなっていく。
「そ、蒼太……!」
「約束、守ったよ」
「いきなりすぎるでしょ……!」
抗議する彼女の顔は、ケーキの苺よりも赤かった。
「昨日の仕返し」
「仕返しって……!」
「でも、嫌だった?」
昨日、結月が僕に聞いたのと同じ質問を返す。
彼女は唇を尖らせながら、それでも正直に答えてくれた。
「……嫌じゃない」
「よかった」
僕が笑うと、結月もつられて笑った。
付き合って一週間と一日。
僕たちはまだ、恋人としては初心者だ。
手を繋ぐのにも緊張するし、キスだってこれが初めてだった。
でも、少しずつでいい。
これから、たくさんの「初めて」を重ねていけばいい。
彼女となら、どんな「初めて」も、きっと甘い思い出になる。
今日みたいに、砂糖よりも甘い、最高の思い出に。
「来年も、一緒にケーキ作ろうね」
「うん。約束」
雪の降るクリスマスイブ。
僕たちはまた、新しい約束をしたのだった。
☆☆☆☆あとがき☆☆☆☆
付き合いたての一歳差の幼馴染カップルが、
一緒にケーキを作りながらイチャイチャするお話でした。
距離感がまだ掴めていない二人のぎこちなさと、確かにある想いを楽しんでいただけたなら幸いです。
気に入っていただけましたら、★やフォロー、応援コメントをいただけるととても嬉しいです。
ではでは、皆さまも素敵なクリスマスをお過ごしください。
付き合いたての幼馴染と一緒にクリスマスケーキを作ってみたら、彼女が無自覚に甘い攻撃を仕掛けてきて溶けそうなんだけど!? 久野真一 @kuno1234
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