【お題フェス】『未知の味』

宮本 賢治

第1話『自己紹介🦝♪』

 わたしの名前は、

 泥船 狸子どろふね たぬきこ

 本名だ。

 ひどい名前。

 ひどい目に遭う前提、

 そんなイメージを受ける。

 けど、それほど捨てた人生じゃない。

 勤める会社の上司はちょっとやな奴。

 現状では、ひどい目と言えるのはそれくらいしか思いつかない。

 突然だけど、わたしには、キライな食べ物がある。

 それも、3つ。

 ①練り物

 お魚は好き。

 お刺身も、焼き魚も、煮魚も大好き。

 けど、練り物はイヤ。

 ちくわ、はんぺん、さつま揚げ、かまぼこ。

 全部ダメ!

 なぜなら、食感がキライ。

 ②シメジ

 他のキノコは好き。

 けど、シメジはイヤ!

 なぜなら、食感がキライ。

 シメジの菌種が死滅するウイルスが繁殖して、シメジが全滅の危機に陥り、あのチンチクリンのシメジが1本、5,000円で売られる時代がきても、別にくやしくない。

 ③···コレはまた追々ね。

 ポン🦝!


 第2話へ続く

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