帰れない駅に辿り着くまで

きさらぎ駅の連想を逆手に取った展開が鮮やかでした。
身近な国道と観光地が舞台だからこそ、異界への転落が生々しかったです。
怪異の正体を語り過ぎず、視覚と音の描写で恐怖を積み上げる事で、物語全体を不穏に締めくくられていると感じました。

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