姉妹百合に発展しそうでしない二人〜お姉ちゃんが好きすぎるユウキとドSで華麗にパリィする優樹の姉妹百合〜

ユウキ・アカツキ

第1話優樹とユウキ

 chapter000


 私こと、宮瀬ユウキにはとても可愛いお姉ちゃんがいる。


 私よりおっきくて、可愛くて、髪もショートで、私には持ってない可愛い要素とかっこいい要素、綺麗な要素、全部が詰め込まれていて……ほんとに素敵な人だって私はいつも思っている。


 いや、それだけじゃない。

 それ以上に、私にとってこのお姉ちゃんはほんとに心から大好きだって思えるし……最高の存在なんだなってほんとに思う。


 それだけ、私にとってお姉ちゃんというのはそういう存在なのだ。

 誰にも取られたくないし奪わせたくない……そんな、そんなお姉ちゃんだからこそ……好き……♡


 今日も……この、伝わりそうで伝わらない私の愛を……届けていこう♡



 chapter001


「お姉ちゃんお姉ちゃんっ」

「はいはいなんですか……」

「えー、そんなふうにだるく扱わないでよ〜」

「いや……そう言っても……僕に何をさせるつもりなのさ」


 なんだか、ほんとに面倒くさそうな雰囲気を出しているこの人こそ、私の姉である宮瀬優樹みやせゆうきである。

 ちゃんと私のお願いをいつもはきいてくれるはずなのに、今日は珍しく面倒くさいモードみたいだ。


「えー、簡単なことだよ〜」

「どういうことよ」

「ハグさせて?」

「嫌」

「なーんでよ!」


 別に酷いこととかするわけじゃないんだからぁ……優樹お姉ちゃんは相変わらず警戒するなぁ……

 でも、まあそういうところが好きなんだけど……


「ハグとかじゃなくて……匂いとか嗅ぐでしょ」

「うっ……」

「バレてるんだから」

「で、でもぉ……」


 嫌だって言うときは引くのがあれなんだろうってことは分かってるけれど……

 でも、でもぉ……私は……優樹お姉ちゃんが……だーいすきだから……♡


 大好きなお姉ちゃんに何されてもいいし……♡

 こうやって冷たく扱われても……問題ないだぁ……♡


「また何か考えたでしょ」

「そ、そんなことないし……」

「へぇ?ユウキは分かりやすいからなぁ」

「む……」


ずるい……ずるすぎる……優樹お姉ちゃんはほんとに、私のこと分かってるから……すごくずるい……♡


でも、でも可愛いから……嬉しいなぁって思うしすごい素敵なお姉ちゃんなんだなって……よく思う♡


「お姉ちゃんはユウキのことなんでもわかるし……というか、ハグよりも……もっといいことしたいんじゃないの?」

「はぇ?!」

「ふふ……冗談だよ」

「むぅぅ……」


そういう所がずるい……ずるすぎるじゃんか……いや、ずるくて……可愛くて……その。

可愛すぎるにも程がある……ほんとに……ほんとにお姉ちゃんが……


「はぁ、全くもう……可愛いんだから」

「か、可愛いって……」

「可愛いのは事実でしょ?」

「む……」


攻められてる……攻められるのもいい気はするから……いいんだけど……♡


「ほら、やっぱり可愛いんだ」

「ひっ……///」


耳元を触られた……

そ、そんなとこ触るなんて……おもわないじゃん……ず、ずるいよ……


恥ずかしいし……恥ずかしすぎる……分からないくらい……ええと……なんか、理解が追いつかない感じなんだけど……


「ふふ、可愛い反応……やっぱりユウキは可愛いじゃんか」

「んもーーー、そんなことないのー!」

「えー?そうかな〜」


可愛くない……可愛くないし……どうして私が可愛いということになるのさ……

可愛いし可愛い以外のなにものでもないお姉ちゃんにそんなこと言われるとは……

いや、優樹お姉ちゃんが普通に可愛いってだけで……私は……


「えー、可愛いのに何を言うんですか」

「む……」

「ふー……」

「ひゃぁっ///」


耳フー?!耳フー?!///

そ、そんなこととかって……あんまりしてくれないはずなのに……そ、そんなこと……されていいの?私……え?な、なぁ……


「ふふ、かーわい」

「可愛くなんか……」


お姉ちゃんが近い……ほんとに近い……近くて、なんか……えと……なんか……キスする位置までいるきがするんですけど……


「顔真っ赤にしちゃってるのに?」

「へ?!こ、これは……」

「ふふ……これのどこが可愛くないのさ」

「うぅ……それは……」


可愛くない……可愛くないし……とにかく私はそんな……可愛いとか似合わないし……

なんで可愛いとか、そういう領域になってくるんですか……おかしいじゃないですか……


「ふふ……♡」

「お、お姉ちゃん……?」

「やっぱり……ユウキは僕の妹なんだなってわかるよ、こういうの……弱いんでしょ?」

「や、そ、それは……」


気づいたら私は……ベットの方に連れられてきて……押し倒されてしまっていた。

どうやら……これは、ほんとに……そういうことなんだなってことがよくわかる。


「ふふ、可愛いユウキちゃんに教えてあげるけど……」

「は、はい……♡」

「僕は……そういうことしないよ?」

「へ……?」


え?それって……どういうこと……?意味がわからない……というか、すごい分からないんだけど……もしかして……私の期待しすぎってこと……?いや……いやいや……


そういうこと言いながらそういうこと、してくれるってこととか……


「ふふ、ほんとにすると思ったの?」

「う……」


顎の方を持って……私の視線を無理やりお姉ちゃんに合わさるようにされる。

恥ずかしい……それは、それはほんとに……恥ずかしいんだけど……


「ばーか……♡」

「?!///」

「だけど、その……だいすき……だよ」

「……///」


それは……反則……反則すぎるの……


なんで、こういうことを平気で出来るのさ……もうこんなの、好きになっちゃうじゃん……

すでに、好きなのに……もっと、もっと……好きになっちゃうんですが……


「あ……あわ……」

「……それじゃ、ご飯の用意してくるね」

「う、うん……」


そう言って、お姉ちゃんはいなくなってしまった。

ほんとに……あの、大好きって……本当のこと……なのかな……


いつもは、言わないはずなのに……でも、私にそう言うって……

それは、ずるいじゃん……


今日の敗因って……多分、お姉ちゃんが可愛すぎたのが、いけないな……



to be continued

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