失われる、買い戻す、そしてまた失われる

何かを得て、何かを失う、路地の奥にある「地図に載らない店」
誰でも知っているこのお店を、主人公は訪ねてしまう
ジャンプスケアも、ゴア表現もない
幽霊も出なければ、妖怪も出ない
ただただ淡々と、しっとりと進んでいく物語だが、しかし、たしかに背筋を冷やすものがある
この独特な読後感を、是非体感してみてほしい