迷蝶——大図書館の夢——
間二郎(あいだじろう)
迷蝶
この国一番の大図書館を、私は蝶々の羽を借りて飛んでいる。
羽ばたきからはアコーディオンのような綺麗な音色と、香りと、景色が放たれる。
学者を名乗る老爺から聞いた一度きりの旅行の話を、私は即興で唄にして羽ばたきに乗せた。
学者は笑みと涙を見せた。
夢。
迷蝶——大図書館の夢—— 間二郎(あいだじろう) @aidajiro_
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