赤い口紅

第1話



真っ赤な口紅を深く塗った君

そのまま僕に縋りついて、一方的な口付けをする。僕の唇まで赤く染まるけれど、

「赤い糸には敵わないよなあ、」と情けない君の声、頬に雫を伝わせるんだ。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

赤い口紅 @xpawpa

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ