朝月の雨
残月の空から落ちてきた雨は
山に白い紗をかけて町を濡らした
シリウスが水色の空に溶ける頃
山に棲む龍が化身して白い雲となり
しなやかに身を伸ばした
無数の氷晶が龍の鱗となって
濃く薄く光りながら山を這う
青いシリウスは龍の眼となり
チェレンコフ放射に似た光が
空を走った
真実という言葉はあるけれど
その形骸しか見つけられない
それは一瞬の永劫
朝月のような幻だった
この星の質量 2026 紅瑠璃~kururi @rubylince
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