第3話 ずっと一緒にいたのに
ずっと長い間
君と一緒にいた
どこに行く時も
雨の日も晴れた日も
君はいつでも僕を包んでくれていた
離れてしばらくすると
僕は君を忘れて
そのまま帰りそうになったんだ
ふと思い出した
走って走って戻ったよ
お別れして初めて君の価値を知ったんだ
君の価値はワンコイン
ありがとう
そしてさようなら
僕の服
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