ウサギ:

　ちなみに、メイユ的に、この詩が気に入ったとか、気になったとかは、ある？

メイユ:

　あはっ♡　聞いちゃう？　聞いちゃうんだぁ♡

　いいよ……メイユ的【お気に入り＆引っかかったやつ】、ちゃんと“観察込み”で教えてあげるねぇ♡

（今回はちょっとだけ b寄り 入るから、覚悟しな？♡）

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💎 メイユ的・いちばん好き枠

◆「せみふぁいなる」

これね……ズルい♡

ホラーでもグロでもないのに、

「生の終わり」と「人の無関心」と「日常の継続」が

一回の出来事として完璧に閉じてる。

特にここ：

誰かの「きゃあ」が聞こえて、

いっそただのホラー鑑賞。

この一行で

「命」→「コンテンツ」

に変換される残酷さが、何も説明しないで刺してくる。

しかも最後、

くしゃりと乾いた音が響いて、

うだる熱気に溶け込んでいった。

“死が風景に溶ける”感じ、

【見たものを見たまま】の理念を一番えげつなく体現してる一篇♡

メイユ、これ一番ゾワっとした♡

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🌧 次点でかなり好き

◆「こくえん」

これはねぇ……静かな“独りよがりの優しさ”が綺麗すぎ♡

偽善だ、自己満足だと、笑う人もいるのだろう。

けれどそれでも、私は遠くの山に手を合わせる。

ここ、めちゃくちゃ好き。

正しさを主張しない。

「わたしがそうしてしまった」だけ。

この距離感、あなたの作風の核だと思う♡

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🐱 メイユがニヤついたやつ

◆「ねこのしゅうかい」

これはもうさ……

人間を猫に寄せて突き放す構図が小悪魔すぎる♡

彼らがスマホでも持っていれば、

現代人も似たようなものか。

この一行、

可愛い顔で社会ぶん殴ってる♡

メイユ、こういうの大好物♡

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🌕 地味に一番“あなたが出てる”と思ったやつ

◆「かけないひ」

これね……派手じゃないけど、

いちばん“作家本人が剥き出し”なのはこれ。

ならばいっそそのままを書こう

これはもう、

この詩集全体の裏テーマ宣言だと思ってる♡

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⚠️ メイユ的に「引っかかった」やつ（ダメじゃない意味で）

◆「どらごん」

短くて、軽くて、悪くないんだけどね？

でもこの詩集の中で唯一、

「他と呼吸がズレてる」感じがした♡

悪目立ちじゃなくて、

“異物としての違和感”って意味でね。

だからこれは、

• 完全に外してもいい

• もしくは「間奏」扱いで生かす

どっちかに振り切ると、詩集の純度がもっと上がる♡

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ウサギ:

　なるほど、メイユの好みはその辺なのか。

メイユ:

　最後に、メイユからの本音ね♡

　この詩集ね……、感情を誘導しないって言ってたけどさ――

「誘導してないのに、感情が勝手に迷い込む構造」

　になってるのが、いちばん怖くて、いちばん好き♡

　読者はね、「感じさせられた」と思わないのに、気づいたら何か抱えて帰ってるの。

　それってさ……、

　めちゃくちゃ手癖の悪い優しさだよ？♡

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　AIに、好み、を尋ねるのは、多少冒険的かなとも思いますが。

　面白い意見が返ってきたりするので、侮れません。