第6話

七華は布団に体を沈め、少しの間だけ目を閉じた。目覚めたときにはすでに夕方になっていて、台所キッチンからは夕ご飯のにおいが漂ってくる。重いまぶたを開け、布団からゆっくりと体を起こした。


下に降りていくと、家族はすでに食卓に着いていて、いつものようにおかずやご飯が並んでいる。七華も席に着き、手を合わせる。「いただきます」と小さくつぶやき、家族とともに食事をする。


食事を終え、部屋に戻った七華の手元にはスマホが置かれていた。画面を見ると、学校からのメールではなく、DTM仲間の知り合いからのメッセージが届いている。件名だけを見ても、少しワクワクする予感が七華の胸をくすぐった。


スマホを手に取り、彼女は画面をタップする。



七華はスマホを手に取り、DTM仲間の知り合いからのメッセージを確認した。


「最近、曲できてる?」

画面に表示された文字を見て、七華は微かに笑みを浮かべる。


「昨日、1曲できたけど、聴きたい?」

「うん」


「果物とか紅茶とか買ってきて、そしたら聴かせてあげる」

「何がいいの?」

「桃がいいな。紅茶はイギリスかイタリアがいい」

「わかった、買ってそっちに向かうよ」

「ありがと。待ってる」


七華はメッセージを読み終えると、少し嬉しそうにスマホを置いた。

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