「人工知能の発展した未来で、人類が滅ぶ瞬間」――そんなショッキングな〝エピローグから始まる〟この物語は、初めから強烈な〝ホワイダニット〟を読者に投げつけてきています。
「なぜ人類は滅ぶのか?」「AIが進化したAGI(汎用人工知能)とは何なのか?」
時に和やかに、時に面白おかしく、物語が進行してく中……随所に、多くの謎が巧みに盛り込まれています。未来への希望が溢れているように見えるからこそ、最初に提示されている絶望の存在感が、驚くほどに引き立っている。
〝この物語がエピローグから始まっていることに、大いなる意味がある〟
どうか、この強烈なエピソードを心に残しつつ、お読み頂ければ嬉しいです。
SFミステリーとしても秀逸だと感じるのは、この〝ホワイダニット〟へと物語中に答えが示される瞬間の、不思議な爽快感と感動にあります。
是非ともこの高揚を、皆様と共有したい、と願ってやみません……!
……AIが色々と話題に挙がる昨今、だからこそ、なおさら興味深い作品。
利便性ばかりを追い求めた先には、あるいはこんな未来も、現実に起こりうるのかもしれない……。
そんなリアリティを想起してしまい、なおさら背筋が凍えるのを感じながら、物語の続きが気になって仕方ないのです。
……でも美少女アンドロイドは人類の夢デスよね?(ボソッ)
時に背筋が凍るようなSFホラーの中、もうずっと惹きつけられてやまなかったSFミステリーとしての秀逸さ……是非ともご一読いただければ幸いです。おすすめ致します!