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聖堂で祈っていたら突然「選択せよ」という声。振り向くと祭壇に置いた水晶玉が虹色に輝いていた。三日三晩徹夜で瞑想しなければならないらしい。

祭壇の水晶玉が虹色に輝いた瞬間、全身に電流が走るような衝撃があった。七色の光が交錯し、玉の内部に渦巻く様は宇宙そのものの縮図のよう。この水晶は五年前の満月の夜にヒマラヤの洞窟で見つけたものだが、このような反応は初めてだ。


「選択せよ」という声は頭の中に直接響いた。性別も年齢も分からない無垢な声。同時に水晶の輝きが強まり、「汝は道を行くか、それとも留まるか」と問いかけられた。これこそが転換点なのだと直感した。


今日の指導:

「真実を見る目を持て。世間の価値観に惑わされるな」

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教祖様と呼ばれてます ざまぁ全力マン @zamazen

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