第2話 困惑

 「ちょ、ちょっと待ってください!。マジで今どうなってるんですか!?」


 あ、喋れた。それより、本当に今の状況が飲み込めない。突然俺の体のもう1人の持ち主になった「ルシファー」と呼ばれる存在。そして目の前にいる変な服を着た黒髪ロン毛の男。


 「『は?』」


 「おい、なんでお前が喋れる?。餓鬼」


 「え?、なんかよくわからないんですけど。今どういう状況ですか?」


 「驚いたな」


 ロン毛の男が喋った。


「これなら、いけるかもしれない」


 なんの話だ?


「その前に場所を変えよう。ここではいろいろとやりずらい」


 そう男が言った瞬間俺達は眩い光に包まれた。


 「ん……ここは?」


 そこは学校の校庭だった。ていうかこの学校俺の中学じゃねえか!?


「それでは行くぞ、悪魔」


 ロン毛の男が何やら構え始めた。

 何をする気だ?ってわぁっ!?

 

 バーーン!


 俺の体がいきなりロン毛の男に襲いかかった。凄まじい威力だ。近くに砂埃が舞っている。ていうかこの音近所迷惑じゃないか?。今深夜だぞ。


 「ふん、死んだか……何?」


 ロン毛の男が砂埃の中から出てきた。


 「あまり『対魔隊』を舐めるなよ。お前が知っているものとは別物だと思え」


 「なるほど、わかった。では次は本気で行く。死ね」


 何やらやばい気がする。よくわからないが体を動かされないよう抵抗してみよう。


 「っ!?、餓鬼っ!!」


 「フン、やはりな。ありがとう少年。これでくたばれっ!」


 ロン毛の男から凄まじいエネルギーを感じる。


 「"神光波"!!」


 あたりが強烈な光で満ちた。あ、これ死んだなと思った。


 「……あれ?、なんともない」


 「ふぅ、ひとまずはこれで一安心だな」


 「あの、今どういう状況ですか?。あなたは?」


 そうだ、まずは一安心ならそれから説明して欲しい。


 「そうだね、すまない困惑させてしまって。私は『世界対悪魔協会』日本支部の第3部隊隊長、山田弘文だ」


 それから山田さんは説明を始めた。

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