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2025年12月28日 17:22
ああ、これ。宇宙生成のビッグバンが、実はとある世界での小学生が夏休みで自由研究をやったその結果だったとかね。時々クセ玉で出てくるSF展開ですね。今作の場合は、でも、ほんとに社会科のシミュレーションゲームの課題だった、みたいな解釈も可能で、言われてみれば最初から神もぜんぜん有能でなくて、箱庭的な雰囲気がありましたか。壮大な人類史の異聞が語られるのかと思いきや、最後は一気に庶民の家庭のテーブルの上にあるひと皿へと視点が収斂するさまが、いっそ心地よいです。谷川俊太郎の「20億光年の孤独」のような、と書くと引っ張り過ぎかもしれませんが、言葉の上でのスケール感でうまく遊んでみたという感じですね。テーマの扱いとしては、「卵」にもうひとアイデアあったらなという思いが残りました。卵生にしたせいで、カッコウみたいな托卵が主流になってしまうとか、産卵が専門の階層が出来てしまって基本ハーレム制になるとか 笑。それを小6にどうさばかせるか、という話ですね。もとより無理ゲーなんだけど。
ああ、これ。
宇宙生成のビッグバンが、実はとある世界での小学生が夏休みで自由研究をやったその結果だったとかね。時々クセ玉で出てくるSF展開ですね。
今作の場合は、でも、ほんとに社会科のシミュレーションゲームの課題だった、みたいな解釈も可能で、言われてみれば最初から神もぜんぜん有能でなくて、箱庭的な雰囲気がありましたか。
壮大な人類史の異聞が語られるのかと思いきや、最後は一気に庶民の家庭のテーブルの上にあるひと皿へと視点が収斂するさまが、いっそ心地よいです。谷川俊太郎の「20億光年の孤独」のような、と書くと引っ張り過ぎかもしれませんが、言葉の上でのスケール感でうまく遊んでみたという感じですね。
テーマの扱いとしては、「卵」にもうひとアイデアあったらなという思いが残りました。卵生にしたせいで、カッコウみたいな托卵が主流になってしまうとか、産卵が専門の階層が出来てしまって基本ハーレム制になるとか 笑。それを小6にどうさばかせるか、という話ですね。もとより無理ゲーなんだけど。